健康

右尻痛・股関節痛を整骨院で施術してもらった意外な結果

本日かねてより懸念していた股関節痛(右臀の痛み)の原因を調べるために整骨院に行ってきました。

以前右膝の半月板損傷(変形性膝関節症)の発症でお世話になった整骨院は朝から大変混んでいるし30分制の施術なので今回はパス。

価格がリーズナブルで長時間とってくれてそれでいて施術がしっかりしていそうな(専門的そうな)整骨院・整体院をネットで調べると適切なところがなく「まっ、ここでいいか」と昨日電話予約したのが今日の整骨院。

今朝外出時にはあまり右尻及び股関節の痛みはありませんでした。痛みは日々変化し予測不能なのです。

整骨院での私の要望

さて思った通りその整骨院はすでに施術中の患者が3人ほどしかいなかったので時間は取れるなとまずは安心しました。

施術にあたって事前に予診票を書きました。

そこでも書きましたが私の来院の目的は

・右臀の痛みの部位の明確化

・骨盤の前傾、後傾の明確化(数年前お世話になった整骨院では骨盤が後傾していると言われた)

・骨盤の立位状態が右尻痛に関与しているのか明確化

・股関節周囲の筋肉が硬化(拘縮)しているかどうか。拘縮しているのであればそれはどの部位か。

・正しい姿勢を維持しているか

・問題な部位に対するストレッチは?

以上が来院の目的で徐痛目的ではなく継続的な通院はないことを伝えました。(もちろん1回で徐痛できれば御の字です。)

施術の結果

立位での足裏の重心が踵側

立位の状態で足裏のどこの重心がかかっているかと言われ、土踏まずから踵にかけて、それも少し踵寄りと回答。

立位で重心が後ろ側にあるのかな。

背中が左に傾いている

歩行を依頼され歩き姿を見てもらうと、背中が左に少し傾いていると言われました。

おそらく右脚を庇って左側重心になっているのでしょう。驚きと共にやはり、という印象。

右の骨盤(腸骨)が少し後傾している

骨盤の前傾。後傾では右の骨盤が左に比べて後傾していると言われました。

硬い靭帯で結合している骨盤が歪むことがあるのかと聞くと、

右だけが後傾しているというより骨盤が右側に後傾しているということ。

私はそんなことがあるのかと思いつつ自分ではよくわからないので不問。

これから判断すると大臀筋下部が硬くなって骨盤底部を引っ張り後傾しているのではないかと言われました。

中臀筋や外旋六筋(股関節のインナーマッスル)の関与はないかと聞くと、

あるかもしてません、とのことではっきりわからない様子。

やっぱり難しいだろうね。1回の手技で外旋六筋が関与しているかどうかの判断はかなり難しいでしょうね。

左肩甲骨が外転している

うつ伏せになって手技で体をチェック。

左の肩甲骨が背骨より離れている(肩甲骨の外転)、言われました。通常は背骨から指3、4本のことろに肩甲骨があるそうですが私は指7本のところにあり、右も指6本のところにあるので左ほどではないが右も外転気味のようです。

胸の筋トレはしますかと言われ、「しています。」と回答すると

おそらく体の前側の筋肉(大胸筋)から引っ張られているのでしょう、とのこと。

筋トレする人に多いらしい。

あるいは背中の筋肉が体の前面の筋肉より弱いので前側に引っ張られる可能性もあるだろうね。

懸垂で広背筋、僧帽筋が発達してきたと自負していたので背中の筋力が弱いと言われるとちょっとショック。

また長時間のデスクワークでもそうなります、とのことで毎日6時間はパソコンに向かっているので納得。

これから姿勢はちょっと巻き肩。やっぱり。

腸腰筋が硬い

鼠蹊部あたりを指先で押していきます。

それで腸腰筋が硬いですね、と言われました。

数年前整骨院で同じことを言われて腸腰筋のストレッチを毎日やっていたのですがまだ硬いか!悲しい。

脛骨が少し外旋している

脛骨が外側に引っ張られて脛骨が外旋しています、と言われました。

足のつま先が外側に向きやすい。太ももの内側(内側広筋等)を鍛えて内向きに引っ張る力をつけること。

左足親指が浮き指

足の手技で左足の親指が浮き指になっているので足指で指を曲げることを意識してくださいと言われました。

以前は左足裏にタコができて足裏のアーチが崩れている可能性があって足指で新聞を掴む練習をしていましたが、だんだん飽きてきてやめたのでした。

再開するか。

股関節のストレッチ

最後に股関節のストレッチを教えてもらいました。

1)ベットに四つん這いになって両脚を肩幅より少し広めに開きます。

2)両手は腰より遠く離れてつきます。

3)そこから股関節を曲げて(屈曲しながら)少しずつ両手を腰に近づけていきます。(上半身は真っ直ぐ。反らない、丸めない。)

4)股関節の痛みもしくはつまり感がなければ両膝の幅を狭めて上記を繰り返します。

診断結果のまとめ

・歩行時に背中が左側に傾いている

・右側骨盤が後傾している

・体が硬い

・左肩甲骨が外転しすぎ(結果巻き肩)

・腸腰筋が硬い

・脛骨が少し外旋している

・左足の親指が浮き指

骨盤周りの電気治療

整骨院はどうも電気治療が好きなようで私はこの原理がイマイチよくわからないのですが、いた気持ちいい状態で終了。

股関節と膝を屈曲させても痛みはありませんでした。といっても今日はもともと痛みがほとんどなかったんだけどね。

電気治療と手技のせいなのか体調のせいなのかわかりませんでした。

終わりに

・左肩甲骨が外転しすぎとは新しい発見でした。今まで以上に背筋を鍛えなかれば。あるいは大胸筋のストレッチも忘れずに。

・しかし一番の驚きは歩行時に背中が左に傾いている、と言われたこと。これは骨盤だけでなく体の各部位に悪影響を与えるので右脚を早く治さなければ。

・右側骨盤のみが後傾しているというのはちょっと「?」だけけれども、骨盤背面にについている大臀筋、中臀筋、ハムストリングスのストレッチ(筋肉の柔軟性)の一層の強化と前傾に関与する腸腰筋、大腿直筋の強化をする必要がある。

・結局どの部位が痛む場所かは明確化できませんでしたが、今回はこれでよしとします。

いろいろ新発見があって参考になった。料金が5,500円と個人的に痛い出費だけども1時間半かけて自分の体を少し知ることができてやはり混雑しているところよりも空いている方を選択して正解でした。

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