アイキャッチ画像:JIJI.COM
珍しく用事が出来てそれが終わった帰り道、新宿のとある小道を通りました。
そこは両側にビルが立ち並び人の雑踏音や車の騒音が聞こえない静かな小道でときどき通ります。
時は午後4時前でまだまだ明るい時間帯。いつものようにそこを歩いていくと3人の女性が小道の縁に座って談笑しています。
3人の周囲にはなんと焼酎の紙パック(1.8リットル)2本と数本の缶焼酎?が並んでいました。
もちろんマスクなしです。
その顔つきはどう見てもくたびれてなんというか生活に疲れてしまった印象があります。年齢も40歳台に見えますが実際はもっと若いのかもしれません。なんだか場末の流行らない飲み屋のチイママという感じですかね。
路上飲酒はテレビで何度も見ているので珍しくはないのですがそれでもそれは夜のシーン。
花見シーズンを除いて日中の路上飲酒は初めて見ました。しかも女性ばかり。
さらに歩いていくと20歳前後の若者が5、6人がこれまた路上の縁に横に並んで座って路上飲酒。小道には缶焼酎や缶発泡酒。こちらもバイトをクビになった学生が集まってこれからどうしようかと相談しているようか感じです。
多分日中の公園のベンチでも飲酒している人は結構いるのではないでしょうか。
かくいう私も若い頃実家のある札幌の大通り公園のベンチで一人缶ビールを飲みながら読書していたことがあります。結構開放感があっていい感じなことは確かですが日中の飲酒は酔いが早くてページが進まないのが難点。
しかし当時日中缶ビールを飲んでいるのがまだ珍しかったのか道外からの観光客らしき女性が私を見て「さすが北海道だわ。」なんて言っていたのを覚えています。
その私から見てもこれらの路上飲酒はちょっと異質に感じます。
やっぱり隠れて飲んでいるような感じがするからです。
緊急事態宣言下だからなるべく人目がつかないような場所で路上飲酒しているのでしょう。
狭い家(たぶん)に閉じこもって飲酒する気にもならないという気持ちがあるのかもしれませんが何か不健全で悲壮感さえ感じます。
早く堂々とお店で飲酒できる日が来るといいですね。
このコロナ禍は政府が防ごうと思えば本当に防げたはずなのですがワクチン接種が先進国最低レベルまでくるともはや国家的犯罪と言えます。
この中でオリンピックを開催する理由はやはり「お金」に行き着くのです。
国民の税金を使ってオリンピックを開催し、国民のワクチン接種が全く不十分なままオリンピック選手に優先的にワクチン接種させる行為は国民の生命を危険にさせるだけでなくオリンピック選手を萎縮させる行為となります。
ソフトバンクの孫会長や楽天の三木谷会長も国内外のメディアで東京オリンピックの中止を呼び掛けています。
この2つの会社が電気通信事業企業とインターネットサービス企業であるのが非常に興味深いものがあります。(経団連のような老害団体ではない事業家という意味で)
菅首相は相変わらず東京オリンピック開催について国民が納得する話を全くしていません。
いまどき精神論を言っても誰も納得はしないのです。
日本の政治家やスポーツ選手出身者はこういった状況下での説明責任というのが本当に下手です。
この2つのジャンルの人たちは非論理的人間の典型で科学的な話をしてもわからず精神論を述べるとストンと腑に落ちる人たちなのです。
日本の大学教授が海外のメディアに日本社会の問題点を指摘した記事がありましたが、そこには日本の問題点は
『「スポーツ村」「医療村」「原子力村」といった「村」がありこの強力な団体の利害関係が問題なのだ』と言っています。
JOCの山下泰裕会長は周囲の発言から明言は避けても「おバカ」であることはこちらにも伝わってきます。いわゆる精神論だけの人です。論理的に人を納得させることが全くできない人です。
医療村というのは日本医師会のこと。自民党との癒着しているのは先のブログでもわかる通り。
原子力村に至っては東日本大震災の対応で遺憾なく国民に知れ渡りました。
コロナは日本の、世界の膿を恥部を露出させてくれるのでした。
東京オリンピックは中止しましょう。
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