退職当初はジムに登山に汗を流し、行かない日でもどうすれば大胸筋、広背筋や下半身の筋肉が肥大するのか、次回はどの山を登ろうか、その交通手段は、なんて毎日飽きもせず考えていたものです。
2年間ほどそれが続き、ある年の8月、台風5号が1ヶ月居座り2つの登山計画がパァになったときに何かつきものが落ちたように登山熱が冷めて以来、ジムがメインで日帰り登山がサブの生活になりました。
喫茶店へ行く日々
またジムへ行く日も行かない日も毎日パソコンの入ったリュックを背負い喫茶店でブログを書いたりネットサーフィンをするのはずっと変わっていません。
今日も近場の山へ行こうかと思いましたが登山の天気予報では午後からちょっと崩れるらしいとの情報がありいつものように喫茶店に行ったのです。
平日は英字新聞のリーディングとブログ、ネットサーフィンですが、週末の喫茶店ではまず英語教本のデクテーション(ウォークマンでリスニングした英会話を紙に書き写す作業)を行いその後にゆっくりとネットサーフィンしたり書きたいことがあればブログを書いたりしています。
行く喫茶店はいくつもあって日毎に変えていますがさらに新規開拓しようと思いつつも同じ喫茶店に行ってしまうのでちょっと反省する日々です。
週末に行く2軒目の喫茶店は週末とあってどこも満席の場合が多く空いている喫茶店を探すのに苦労するのです。
喫茶店で毎回咳が止まらない常連脚
今日は3軒目でようやくパソコンの電源のある空席を見つけそこでネットサーフィンをしていると何やら聴きなれた咳をする声(音)がしました。
また来たのか、とちょっとイラつくくらい咳をする男性がいました。
年齢は30代のようにも見えるのですが気管支炎なのか何か病気ではないかと思えるくらい咳をします。
10秒に一回くらい、「ゴホン」、「ゴホン」、「ウッ」、「ウゥ〜」なんて音を出し続けるのです。
しかもマスクしないで延々と。
本人も疲れるでしょうに。「病院へ行けよ」と突っ込みたくなります。
近くで聞かされる他人からするとものすごいハタ迷惑な話です。
もっとも周囲の客はいかにも日本人らしい振る舞いで誰のその男性を見ようともせず、存在しないがごとく黙々の友人と話したり、勉強したりしているのです。しかし内心は「うるさいなぁ」と思っているわけです。
この咳する男性に関しては私が別の喫茶店に入ったときも咳を出し続けていたのですぐ気がついて「あっ、アイツがいる。この喫茶店にも来るのか。」と思ったこともあります。
私と同じようにパソコンを持ち込み何やらやっているようですが集中できるのでしょうかね、あんなに咳が出て。
この男性の咳の音を聞くと長居はできないとそそくさと退席するのが常です。
喫茶店はいろいろな人がきます
考えてみると喫茶店はいろいろな人が来ます。
・受験勉強をしに来る高校生
・資格試験の勉強をしている社会人(あるいは無職の成人)
・友人・知人との会話をする人たち
・会社の面接をする会社員(大した会社ではないでしょう)
・日本人に外国語を教える外国人(ほとんど英語ですがたまに中国語)
・サボりに来たサラリーマン
・何かどこにも行き場のなさそうな人
・読書する人(リタイヤした高齢者が多い)
・ネットで会話しながら仕事をする業界の人(広告、ベンチャー、就活など)
などなど。キリがないほど多種多様な人たちが来ています。
私も売れないブロガーとして筋トレ、健康問題、ちょっと気になる社会問題などを取り上げてブログを書くために利用しています。
基本家にいるのが嫌な人が多いのではないでしょうか、喫茶店に来る人は。私はその典型です。
自宅にずっといることが人生を無駄にしていると思い込んでいるタイプですから。
90分制の喫茶店が多くなった
パソコン電源のある喫茶店はありそうでそれほど多くはありません。
以前コーヒー一杯で長時間いると喫茶店も商売上がったりになるので最近は電源にカバーしてパソコン使用不可にしたり店の利用時間を90分までと決めている喫茶店も多くなりました。
その典型がドトールやその系列のエクセルシオールです。注文時に利用時間(90分)を書いたカードを持たされるシステムになっています。
ドトール系は他の喫茶店よりコーヒーが安価で学生が多く勉強しに来るため、長時間居座って店の回転率が悪くなっていたのでこのようなシステムになったのです。
タリーズも一部の店舗では時間制になっているようです。
またコーヒー一杯が1000円近くする店もあり、そこでは学生や社会人が長時間学習したり仕事をしたりしています。もちろんパソコン電源がありますのでもともとそれを考慮した価格なのでしょう。
新宿の高島屋近くにあるその店に初めて入ったときは伝票を見て何かの間違いだろうと思ったのですが周囲をよくよく見ると長時間いそうな連中ばかりでした。
なるほどと思った次第。私は2度と行きませんが。
一種のco-working スペースなのでしょう。
終わりに
私にとって喫茶店は仕事場であり勉強の場でもあります。
こういう安価で居座れる場がないとどこへ行けばいいのか分からなくなりますね。
私のような自宅にいたくないひとり者にとっては喫茶店は実に居心地の良い場所になりうるのでした。
ただし客層と価格によりますが。
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