昨日奥高尾縦走に行ってきました。その前日の筋トレの疲労蓄積や睡眠不良が気がかりではありますが、筋持久力のトレーニングも重要なのです。
雲取山や丹沢の方も曇りだと聞いていたので無難な奥高尾へいつもより少し遅くに出発。
しかし頭がまだ眠っていたのか当初の予定と異なり行きたくもない高尾山へ行ってしまったり、帰路も稲荷山コースのピストンをするはずが別ルートに入ってしまったり予想時間をはるかにオーバーしてしまう結果に。
ルート
高尾山口駅(8:46)→<稲荷山コース>→高尾山→(9:45)もみじ台→(10:17)城山(10:23)→(10:59)景信山(11:03)→
(12:18)陣馬山(12:31)→(13:58)景信山(14:02)→(14:34)城山(14:40)→<5号・3号・2号路>→(16:27)高尾山口駅
移動距離
31km
移動時間
HCT11h55m→7h41m
高尾山口駅〜城山
いつもより20分ほど遅れて高尾山口駅へ到着。
そこはいつもよりもはるかに多い人出。20分程度の違いでこんなに人が多くなるものかと思いましたが登山口の方へ歩いていくと「ああ、花見か」と桜を見て思いました。
まだ桜が咲いていたのです。それまで桜なんて眼中になし。
高尾山は観光地なのでマスク着用は必須。これも高尾山周辺に行くのが嫌な理由の一つ。
稲荷山コースでは20代と思われる男女4人が裸足で歩いてきました。夏期にたまにトレランする人たちに見かける現象ですがこの人たちは慣れていないのか女性が「痛い、痛い。」といっていました。トレランの連中でもなくただの「おバカ」のようです。
大きな声で東京の家賃の話をしながら私に近づいてくる男性たちがいました。
一人は関西弁?を話しもう一人は高校時代の部活のTシャツ(XX高校剣道部)を着た金髪の男性。大学生と思われます。
私は最初こそ普通ペースで歩きますが徐々に早歩きになるのでトレランの連中以外誰も私を追い越すことができません。
しかし彼らは会話しながら歩きさっさと私を追い越して行ったのです。
やっぱり若いんだなあと思ったのですがまだ道は長く自分のペースで歩いていきます。
例えば20歳と60歳の男性が同じ身長、同じ筋肉量であれば20歳の男性の方が筋力はあるのです。それは筋肉の質が違うのです。やはり若い方が筋肉の収縮・伸張また神経系と筋肉の伝達能力も速いのです。当然疲労回復、心肺機能も若い方が高いでしょう。
高尾山山頂直下の急勾配の階段の直登を早歩きペースで行くとさすがにきつくハァハァいいながら上るのですが彼ら2人はさすがに会話はなくなるもののさっさと私を追い抜いて行ったので「こりゃ体力が違うわ」と思った次第。
この直登は丹沢の塔ノ岳直下の木の階段の勾配より傾斜が急なのです。
筋力、心肺機能ともまだまだと実感しました。実感だらけ!
間違って上ってしまい呆然とした高尾山山頂ではすでに人だかりで遅い朝食?を取っている人たちもたくさんいました。高尾山はピクニックの場所ですから私は居心地が悪く即下山し奥高尾へ入りました。
下山してすぐもみじ台があり茶屋もあるのですがここでも桜が咲いていました。ここから富士山は綺麗に見えるのですが今日は終日富士山は雲の中。
さらに行くと一丁平という樹林帯の中の草原のような場所があります。防火エリアになっているのでしょうか。ここでもテーブルベンチやトイレが完備しており思い思いに食事をしている人たちがたくさんいました。
やっぱり花見を兼ねているのでしょう。
普段と異なる風景にそそくさと城山へ。
城山〜景信山
城山山頂も混んでいましたが思ったほどの混みようではなかったです。
ここもあちこちで桜が咲いており桜の木の下で草むらに寝転んで眠っている人もいました。
ここでアンパンを食して景信山へ。
城山を出てようやくマスクを外します。ここから人出が少なくなりやっと山に来た感が出てくるのです。
景信山にある2つの茶屋もまあまあの混み具合。
いつもはここでおにぎりを食するのですが大して空腹感もなかったので陣馬山を目指します。
景信山〜陣馬山
景信山を出るとさらに人は少なくなるのですが陣馬山方面から来る登山客がいつもより人が多く感じられました。
ここでも早歩きペースは崩れませんでしたが以前であればちょっと走ったりしたこともあったのでやはり体力がなくなっているのか自信がなくて脳が走るなと命令しているのか終始早歩きだけ。
なんだか進歩していないのかなぁ、ジムで何をやっているんだろうとか思いつつ陣馬山へ。
陣馬山〜高尾山口駅
陣馬山山頂も結構な人出ですが、他の山に比べて山頂直下は高原のような広々とした場所なので混雑している感じは全くしません。奥高尾へ行くのなら陣馬山(神奈川県)がベスト。
ここでコンビニで買ったおにぎりと自宅で作ったゆで卵2個で炭水化物とタンパク質を補給し元来た道を。
陣馬山から景信山の距離は長いのですが実際に歩いていて長く感じます。もっとも雲取山のようにダレることはありませんが。(雲取山は登山というよりトレランをする人向きのような気がします。)
この時間帯に陣馬山から景信山、城山へ非常に少なく時折陣馬山へ向かう人とすれ違うだけであとはたまにトレランの連中が私を抜き去っていくだけです。
復路は一人感があって静寂な山歩きができました。
景信山や城山にはまだ人出はありましたが、騒々しさはありません。
城山から高尾山方目へ行き、また稲荷山コースへ行こうとしたのですがどこを間違えたのが5号路に入ってしまいそこから3号路、2号路に入ってしまいました。
このルートを歩いていると以前同じように道間違いをしてこのルートを歩いた記憶があります。相変わらず方向音痴な性格はここでも発揮されています。
3号路は登山道が狭くちょっとガレ場があって歩きづらいところもありますがあとは平坦な土の道が多く歩きやすいのです。
しかし2号路はガレ場が多く3号路と同様にジグザクなルートが多くていつまで続くんだといいたくなります。
このジグザクなルートで稲荷山ルートより時間がかかってしまうわけ。
やっと下山できた場所には東京高尾病院がありました。思い出しました精神科をメインにした病院です。
雰囲気に怪しさを感じる病院です。
ここを歩いて5分くらいでケーブルカーの清滝駅に到着しさらに5分行くと京王線高尾山口駅に行き着きます。
結構疲れたなぁとアイフォンを見ると31km歩いています。
通常29〜30kmなのですが上った階段数にしても雲取山(2017m)より多く上っています。
通りで疲れたはずです。
走らなかったので膝には問題なく脚が重いだけです。これは帰宅後や翌日は筋肉痛だと思ったらその通りになりました。
まとめ
いつも思うことですが奥高尾縦走程度で筋肉痛になるなよ、と自分の脚にいいたいのです。本当情けない限り。
また人にもよりますが一般に若い人の筋肉は弾力があって疲労回復も早く羨ましい限りです。
翌日は脚の筋肉痛もさることながら腰にきている感じがします。やはり腰痛持ちは下山時には気をつけなければなりません。
いつになったら山を走ることができることやら。
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