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高市首相の存立危機発言の問題で日中がまた揉めています。
中国共産党が日本への渡航を控えるように警告して日本の観光業に打撃を与えています。
また先日は日本人アーチストの中国公演予定が前日になって突如中止になったり、公演中に中止させられたり。
まあ、相変わらず中国共産党のやり方は泥臭くで稚拙です。
日本のオールドメディアの反応はもはや無自覚な親中派
こういった状況の中で日本の立憲民主党、公明党をはじめとする一部の野党と主なオールドメディアの反応は
「直ちに発言を撤回し中国に謝罪すべきだ。」に集約されます。
私はこういう発言を聞いてこの人たちは親中派なのかなという感想を率直に持ちました。
日本の一部の政治家は与野党ともに親中派が一定数います。オールドメディアのなかのもいるでしょう。
しかし多くのオールドメディアの人たちは決して自分は親中派ではないと思っていることでしょう。
それでは何故上記のような発言をするのでしょうか。
1)高市首相の発言内容そのものが間違っている
2)高市首相の発言は間違っているとは思わないが公的発言をしたのが間違っている
1)の考えを持っている人は(頭隠して尻隠さずの)平和主義、日米安保条約反対、親中、反日のいずれかに当てはまるでしょう。
2)の考えを持っている人は単に経済のみ考え日本の企業に損失を与えるから問題と考えているのでしょう。
いずれにしても問題は日本側にあり中国にはない(あるいは言ってもしようがない)と思っているのです。
ここで私がいつも疑問に思っていることは、こういう人たちはなぜこのような民主主義を無視した中国共産党の戦狼外交方針を声を大にして問題視しないのかということです。
そこには日本人の精神構造上、他人(この場合中国)に対する「忖度」が働いているのではないでしょうか。まず他人との間に何か問題が起こると他国の人は自分のことは棚に上げて100%その他者を責めますが、日本人の場合、他者を責めると同時に自分にも非があったのではと考えてしまうクセがあります。他国の人は決して謝らず、日本人は(とりあえず)「すみません」というのがいい例です。
もともと過去に中国に侵略しているしその中国がこんなに怒っているのだから非は日本にもあるのかもしれない(いやなくても許そう)、という日本人の悪いクセが「無自覚に」出てしまっているのが今のオールドメディアの思考です。
そしてそれにつけ込んでいるのが現在の中国であり韓国、北朝鮮です。いまだに平然と植民地政策をとっているヨーロッパ人とはえらい違いです。(あるいはこれらの国々はこの日本人の精神構造を正しく理解していないのかもしれません。ただ単に強く自己主張すれば折れる国だと思っているのかも。)
そのため在日中国大阪総領事のような野蛮で稚拙な発言やポケットに手を突っ込んで外国人高官と会話するなど下品な行動をこれみよがしに行うような幼稚な中国人高官に対して日本のオールドメディアは中国共産党に対して公然と反論しないのです。
なぜならそれは元を正せば高市首相が招いた結果であって高市首相が悪いという結論だからです。そして「とりあえず」謝って欲しいと考えるのです。
もはや中国共産党、いや日本人の精神構造に呪縛されているオールドメディアは、現在も思考停止中です。
日本企業や日本人は中国進出へのリスクを負うべき
このような中国共産党の政策に対して日本企業はそれを知った上で中国に進出しているはずのですでそのリスクは自分たちで負うべきです。嫌なら撤退すればいいのです。非難すべきは高市首相ではなく自分たちのリスク対応の甘さを問題しすべき。中国はハイリスク・ハイリターン。わかっていたはずです。
それでは日本人アーチストの公演中止はどう評価するのでしょうか。
アーチストの中には高市首相の発言を非難する人がいますがそれも間違っています。中国共産党支配下のなかでビジネスをするということのリスクを考えないで公演をすること自体が問題なのです。
アーチストが問題視するのは高市首相に対してではなく表現の自由を奪った中国共産党に非難を向けるべきなのです。それをしないのは今後のビジネスに支障がきたすから言えないというのならその人はもはやアーチストではなく単なるビジネスパーソンだったということです。アーチストも中国公演にはこういったリスクがあり得るとした上で実行すべきなのです。
民主主義国家である日本には表現の自由があり、中国共産党のように突然アーチストの公演を中止させるようなことはしない。日本のオールドメディアやアーチストたちこそ「中国共産党は表現の自由を冒涜している」と声を大にして訴えるべきなのです。
今後の日本は中国依存を極力減らし多国間貿易をすべき
もはや言うまでもありませんが、日本の取るべき道は脱中国です。極力中国への依存度を減らすべきだし、実際徐々に大手の日本企業は中国から撤退しているという話も聞きます。
在中日本企業で中国人4,000万人の雇用を作っているので中国政府もこの深刻な国内経済不況のなかで日本企業が撤退するのは実際のところ困るのです。
日中友好は幻想と知るべきで中国とはビジネスライクで付き合うのが一番。
今後も日本側は痛手は被るでしょうが今後同じようなことが起こり得る以上オールドメディアが何を言おうと日本政府には毅然とした対応を望みます。
終わりに
・いつものように日本のオールドメディアとSNSは高市首相の発言に対して真逆の反応を示しています。どちらの情報にもガセネタ(フェイク)があるので自分で精査して判断する必要があります。
・日中友好なんて100%幻想でありビジネスライクで付き合うべきです。
・中国人観光客が減ることは実にいいことです。多くの一般日本人は喜んでいることでしょう。観光地でも日本人観光客が増えたと言っています。現在訪日をキャンセルした中国人は団体客が多く、個人の中国人観光客は訪日しているのではないでしょうか。良いことです。マナーの悪い中国人観光客は団体客に多いと聞きます。
















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