登山

2年振りの大倉BS経由塔ノ岳で露見した私の心肺機能低下

GW中に行こうと思っていた塔ノ岳に昨日行ってきました。丹沢方面は何と2年振りです。

快晴となった5月4日は登山口ではもうすでに暑さを感じこれは半袖でも十分だったかなと思うほどでした。

小田急線渋沢駅始発のバスではピーナッツサンド、終点の大倉BSではおにぎり2個と食欲もまずます。自宅ではプロテイン30g。睡眠時間5時間は自宅から大倉BSまで片道3時間を考えればやむを得ません。

しかし2年前この塔ノ岳と丹沢山を登り大倉尾根を走って下山してまもなく私の右脚が変形性膝関節症を発症したので因縁のある山でもあります。

コース

(大倉BS)9:17〜10:47(堀山の家)10:50〜11:33(花立山荘)11:40〜12:07(塔ノ岳)12:37〜13:37(鍋割山)13:45〜15:55(大倉BS)

移動時間

HCT7h25m→6h38m

移動距離

21km

大倉BS〜塔ノ岳

2年振りの大倉BSからの登山ですがまあ淡々と登ることができると何となく思っていたのですがそれが大間違いだとまもなく気づきました。

大倉尾根は山頂まで約7kmと比較的短距離なのですがその分直登が多く特に前半は急登が多いのです。(途中4箇所フラットな登山道があり晴れていればこれらの登山道は木漏れ日登山道となり私のお気に入りです。)

しかし大したことはないと高を括っていたのが失敗のもと。

どういうわけか途中で心肺機能が参ってしまって山頂まで3度小休憩せざるを得ませんでした。

過去にはせいぜい山頂直前の花立山荘で小休憩したことがあるだけでしたのでこれはかなりショック。

筋肉は大臀筋が痛くなったのですがこれはどの山でも登りで大臀筋が程度の差こそあれ痛くなりますのでそれほど気にならず。脚も筋肉痛はなく。スタミナと心肺機能の問題。

奥高尾縦走程度で満足しているとこうなるのか。距離数に関してはほぼ同じなのですがやはりこちらの方が急登ですから。

登りながらこれはもう鍛え直さなければと痛感。

人出は週末ほどではなくGWは八ヶ岳やアルプス方面へいってテン泊や小屋泊をする人が多いのかもしれません。

フゥ〜フゥ〜と長い呼吸をしながら騙し騙してなんとか花立山荘へ。ここまでくればもう山頂はすぐそこです。

塔ノ岳山頂

いや〜人が少ないと思っていたらガッツリいました。私より早い時間の登山開始か別ルートで塔ノ岳山頂に来た人たちでいっぱいでした。

なかには緑のTシャツ(背中に「岳」の文字が入っています)をきた20名程の学生もいました。どうも仙台の高校生のワンダーフォーゲル部の団体のようです。

長袖で暑かった道中も山頂に吹く風はいい感じでしたが長くいると寒く感じます。すでにジャッケットを着ている登山客も多くいました。

富士山は少し雲がかかっていたのが残念。それでも見えるだけまし。全く雲隠れしている場合もありましたから。

調子が良ければ丹沢山にも行こうと考えていたのですが、今日の体調を考えるととても丹沢山に行く気が起きず30分という私にすれば長時間の休憩で鍋割山方面へ。下山では膝を考慮し大倉尾根を使いたくなく。

塔ノ岳〜鍋割山

鍋割山へは行くつもりではなく途中の分岐点で大倉BSまで下山できるルートがあるのですがどうも見過ごしてしまったのでやむを得ず結局鍋割山へ。

しかしこのルートは結構フラットな道が多く私の好きな木漏れ日の道があり、しかも人が少なくいいルートでした。

ここは以前寄BSから鍋割山→塔ノ岳→大倉BSというルートで何度も通ったことがあるのですがほとんど印象に残らないルートでした。

結構気に入ったのでまた塔ノ岳経由でこのルートを使いたいと思います。

鍋割山〜二股〜大倉BS

鍋割山山頂はそれほど混雑してはいませんでしたが、また中国人のグループがいました。以前にも何度か中国人グループがおり中国人は寝そべることができるスペースと富士山がよく見えるのでこの山が好きなのでしょうか。

私はこの山荘は鍋割うどんが有名なのですがこのうどんを食してお腹を壊して大倉BSのトイレに駆け込んだ記憶があります。当時1000円だったうどんもいまでは1500円になっておりとても食したいと思いません。

また山頂に到着した時間は午後1時半過ぎでしたがすでに営業終了になっておりここのうどんを食したい場合は早めに行かないと売り切れになる恐れがあります。

またここの管理人はちょっと気難しいかも。

長いせず二股方面へ下山開始。

この下山ルートは大倉尾根に比べて膝に優しいのです。確か私が登山を始めてまもない頃このルートを使ったことがあります。

やはり膝に優しいルートでしたが林道は長く飽きる人が出るかもしれません。

私は早歩きでそそくさと下りて行きましたが今回は飽きることがなく新鮮な感じで大倉BSまで下山出来ました。

終わりに

先月の南高尾山稜といい今回の登山といい失態続きです。前回の南高尾山稜のときはシャリバテもあったのですが今回はしっかり朝食を摂ったので言い訳ができません。

心肺機能が弱くなっているとしか言いようがなくまた鍛え直さなければ。

南高尾山稜とこの塔ノ岳はいずれリベンジします。

また脚力アップにブルガリアンスクワットも再開したいのですが股関節の柔軟性次第なのでこればっかりは焦るとろくなことが起きないのでじっくりと。

普段登山の翌日は駅の階段の上り下りで脚の筋肉痛が出てくるのですが、登山の翌日の今日はその筋肉痛が少ないのが唯一の慰めです。

参考記事:『疲労困憊のJR高尾駅南口〜南高尾山稜経由城山〜稲荷山コース

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