12月6日(日曜日)に今年最後の雲取山登山に行ってきました。10月30日以来となります。
本当は大菩薩系の小金沢山縦走(小屋平BS〜小金沢山〜甲斐大和駅)をしたかったのですが5時半起きが辛く奥多摩にしたのです。
日曜朝の中央線は登山客で結構混んでいましたがいつものように多くは御嶽で下車しました。
奥多摩駅まで乗っていた60代中頃の女性2人(姉妹?)はここまでくるのに3時間、往復6時間とため息をついていました。どこから来たのでしょう。
私が丹沢に行くような感じですね。私の場合同じ丹沢でも蛭ヶ岳に行く時は登山口まで片道4時間かかります。(大倉BS〜蛭ヶ岳のピストンができれば片道3時間に短縮できます。)
天候
晴れ。ほぼ無風。
ルート
鴨沢BS(9:19)→(11:16)七ツ石小屋(11:27)→(11:44)七ツ石山→(12:54)雲取山(13:10)→七ツ石山巻道→(15:39)鴨沢BS
移動時間
標準コースタイム8h40m→6h20m
移動距離
25km
奥多摩駅
奥多摩駅には10月に来たときと同じ時間に到着したのですが、以前よりも混んでいませんでした。
駅前のバス停も通常の週末よりは空いていましたが私が乗った臨時便は混んでいましたがほとんど途中下車し一番多く下車したのは奥多摩湖BSでした。
どこに行くのか。御前山あたりでしょうか。
鴨沢BS〜七ツ石小屋〜七ツ石山
鴨沢BSは20名ほどが下車し雲取山を目指します。土曜日であれば雲取山荘で小屋泊かテント泊をする登山客が多いので日曜日はどうしても登山客数が少なくなります。
おかげで人の流れもなくサクサクとマイペースで歩くことができました。ときおり小屋かテントの宿泊してきた人たちとすれ違います。
上り始めた間も無くある廃屋の横にある木に柿がなっています。その枝に猿が数頭。地上には一頭の猿が。
七ツ石小屋までさしたることもなく登ることができ筋トレの成果が出たようです。
七ツ石小屋では冬支度なのか2人の男性が女性管理人(夫婦で管理人をしている)の指示を受けれ木を切ったりしています。
小屋の奥では布団た毛布を干していました。ここでブルーベリーのサンドイッチを食し出発。
この小屋には黒い猫が住み着いているらしく人が近くにいても逃げません。
七ツ石山は誰もおらず。またここからも富士山は見えますがはっきり言ってだだっ広いだけで中途半端な山です。
七ツ石山〜雲取山〜鴨沢BS
晴れでほぼ無風状態だったので少し汗ばむほどです。ゴアのレインジャケットではなくパタゴニアの薄い防風ジャケットを着ていましたがそれでも汗ばみました。
途中トレランのグループが走って下山していきます。石尾根経由で奥多摩駅まで走るのかな。
鴨沢BSから雲取山への登山道で一番きつく感じるところはヨモギノ頭を過ぎてからの狭いガレ場を登るときです。
いくつかある急なザレ場は今ではたいしたことがありませんが、この狭いガレ場はいつもきついと感じます。
ここを通り抜ければもう楽勝。
初めて?小雲取山へも登りましたがなんともショボい山?で登山道から外れて数m登るだけで上は単なる笹やぶ。
サクサクと雲取山山頂へ。
思ったより人がいて全部で20名くらいいたでしょうか。山頂も晴れており暖かく感じました。本当に12月か?という感じ。一応2017mあるんですけどね。
ここで写真を撮ったり家から持参したゆで卵2個を食して下山開始。
下山して間も無くヘリの音。どうも日の丸があり自衛隊機のよう。
下山時はガレ場では歩くようにして標高が低くなって登山道が土になってから軽く走りました。
コースタイムは6h20mと凡タイムですがあまり走っても2時40分頃のバス時間には間に合わず。その次のバス時刻は4時なのであまり早く下山しても今度は待ち時間が長くなるのです。
したがって5時間程度でピストンできないと2時台のバス時刻に間に合わないのです。
バス時刻が3時半であれば走って頑張る気も起きるのですが。
鴨沢BSの上には丹羽村駐車場があるのでマイカーで来ている人も多くバス時間に左右されることなく下山できるので走って下山することもできます。
もっともトレランの人はバスに乗らず走って奥多摩駅まで行く人が多いような気がしますが。
下山時における膝と腰の痛みの原因
登りでは全く問題のなかった膝の痛みは下山のときガレ場や舗装された道を歩くと痛みが出ました。
痛みと言っても歩けないほどのものではなくその場所を過ぎると痛みは消えるという痛みです。
腰も痛むときがあります。これは下山の仕方がドシンドシンと接地時間が長く股関節や骨盤に響くような歩き方をしているからだと思っていました。
また上りでも腰が少し痛くなる時があったのですが、これは上半身の前傾のしすぎとわかっていたので今では前傾しすぎないようにしています。
しかし、おそらく今の膝の痛みはトレランシューズをスポルティバのアキラからモントレイルに変更したからではないかと疑っています。
どちらもガレ場、岩場向けのトレランシューズですがモントレイルはアウトソールがアキラに比べて薄く着陸時足裏に岩の衝撃を感じます。
これはアキラでは感じなかったことです。
その蓄積が膝に来ているのはないかと推察しています。
さらに腰痛は登山のブログを見ると腹筋が弱くなると姿勢が悪くなって腰痛を起こすとありました。
私はもともと腰痛が持病なので筋トレで腹筋がしないようにしているのですが何か腰痛にならないような腹筋運動を考えなければならないようです。
翌日の筋肉痛
登山の翌日の今日、ジムの日です。
駅の階段の上り下りで脚が痛みます。毎度のことながら登山の翌日、翌々日は脚の筋肉痛が続くのです。特に下りるとき。
これを単なる老化と言っていいのかそれとも筋トレ不足といった方がいいのか。
ジムへ行く地下道から地上への40段の階段を今日も一気に上がってきました。
ちょっと痛かったけど問題なし。
なんとかなりそうです。
この程度の登山で筋肉痛にならないようにより強度な筋トレと休養を。
貯筋だけが頼りの老後です。
まとめ
いくつもの天気予報を見て雲取山は晴れると確信したので行ってきました。
寒くなると何かと億劫になるので晴れてしかも暖かくて助かりました。
今年最後の雲取山ですがこれが年内最後の登山になるのかはわかりません。
今回の登山で課題も見つかりました。
膝対策で筋トレでさらなる下半身の強化をすることはもちろんのことアウトソールの厚い、クッション性のあるトレランシューズの方がまだ今の自分には合っているだろうということ。
あるいはこの比較的薄いアウトソールをうまく使いこなせるような下山の敵ニックを身につけるか。
モントレイルは私の足にフィット感は抜群なんですが。
また腰痛対策として何らかの腹筋運動は必要と実感。また山本先生の動画のお世話になるか。
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