昨日の7週間ぶりのジムはジム側のコロナ対策上いろいろや制約があったためか全体的に少人数で特に高齢者がいつもより極端に少なかった印象を受けました。
健康志向ブームに乗ってジムの需要は一時期大きく伸びましたが、ジム側としてはシニア層の増加はあったが今後の運営を考慮するとそれ以外の客層を集める必要があるのです。
その理由とはなんでしょうか。
目次
24時間営業ジムの増加の理由
24時間営業のスポーツジムがニョキニョキ出てきたのもそれに関係がありそうです。
私が住んでいるローカルなところでも最近新たに24時間営業のジムができましたがその100m圏内にもすでに数年前から24時間ジムが開業しています。
若者層の取り込み
シニアを取り込むことには比較的成功しましたがそれ以外の客層もターゲットにしなければ将来的に行き詰ることを見越して未だジムの利用者の少ない若者層の取り込みにシフトしてきたのです。
若者を取り込むためにはそのライフスタイルを考慮する必要があります。
学生、夜遅くまでの仕事、さらに深夜・朝方の仕事など多様な時間帯で生活している若者が実に多いのです。
一般的なジムの営業時間は朝9時頃から夜9時頃までです。
多様化した生活を送る若者を取り込むためには24時間営業のジムが便利なのです。
比較的低価格で利用できる
一般的なジムに比べて会費が比較的安価になることも24時間営業の特徴の一つです。
設備も一般のジムのようなフル装備というよりも何かに特化したジム、例えばマシンオンリーのジム、女性専用のジム、フリーウエイト専門のジムなどが多そうです。
したがってそれに合わせて会費も安価になってきます。そのため学生層などには目的に合わせて安価な会費でトレーニングできるのです。
もちろん普通のジムと変わらない会費を取るところもありますので予め会費を調べてジム見学へ行きましょう。
また24時間ですからスタッフが不在の時間帯もありそうです。
周囲の目を気にしなくてもいい?
筋トレ初心者でまだ筋肉が付いていない若者から見ると24時間ジムはボディビルダーもしくはそれらしきごっつい体格をしている人がジムにいることはなんとなく圧迫感を感じることでしょう。
しかし24時間ジムならそういう人は少ないだろうという読みが出てきます。
実際本格的に筋肉肥大を目指しているようなボディビルダーもしくはトレーニー(筋トレをする人)はおそらくタンパク質の摂取時間や交感神経の優位性などを考慮して日中もしくは夕方に筋トレしているのではないでしょうか。
若い筋トレビギナーにとって周囲の目を気にしないでできるジムは魅力的なのです。
ふと運動をしたくなった時にいつでもできる
たまに無性に体を動かしたいあるいはムシャムシャして思いっきり体を酷使したい時にも24時間営業のジムは役に立ちます。
深夜営業しているバッテイングセンターのようなものです。
しかしバッティングセンターでバットを振るよりバーベルやダンベルを持ち上げたほうがより筋力アップになり心地良い疲労感もあります。
またトレッドミルで思いっきり走ってみると爽快です。ほとんどのトレッドミルには液晶テレビがついており見ながら走ることができます。
そのためには自宅に近いジムを選択しましょう。
高齢者との住み分けは必要
高齢者は一般に朝が早いのでジム人口も午前中に高齢者が集中します。
バイク、トレッドミル、マシンコーナーは午前中は高齢者もしくは自営業者が多数利用していますので午前中トレーニングをしたい若者は一般のジムではちょっと不便かもしれません。
週末の土日、祝日は会社員、特に中高年層が朝から夕方まで多くトレーニングしていますのでこれまた若者層は弾き飛ばされそうです。
こういった環境下では一般のジムより24時間ジムの方が住み分けができて若者層には好都合になるでしょう。
また高齢者が多いジムではウエイトトレーニングの設備はそれほど整っていませんので筋肉肥大を重視する若者では自ずとジムの選別が必要になってきます。
私が通うジムもシニア向け設備と言ってよくダンベルは最大22kgまでしかありません。
マシンもスミスマシンやアップライトロウ、レッグカール、レッグプレスなどはありません。
もっとも私はこれらのマシンは使用しないので問題はないのですが、人によってはこれらのマシンが好きな方もいらっしゃるのでどんな設備が整っているか予め見学することが大切です。
ジムのホームページを見ただけではわかりません。ホームページに記載されている設備と実際の設備が同じとは限りませんから。
まとめ
欧米から見て日本人の運動不足は以前から指摘されています。
さらに世界で一番日本人が座っている時間が多く不健康という報告も目新しくはなくなってきました。
座っている時間が長いほど太ももを圧迫し血行障害を起こしやすくなるのです。
かくいう私も長時間喫茶店でブログ作成やネットサーフィンをしていると椅子から立ち上がって歩いた時に脚がしびれたり階段を下りるときに膝裏に違和感があったりする場合がままあります。
またスポーツジムへの入会も日本の場合はまだまだ少ないのです。
シニアのジム人口は増加していましたがやや頭打ちになっているのではないでしょうか。
若者は筋力の低下などは20代の頃はあまり意識しないでしょうが30代も半ばになると筋肉がかなり落ちていることに気がつくはずです。
60代を超えると筋力の低下は加速してくるので継続的な筋肉運動は必須と言っていいでしょう。
若者から高齢者まで幅広くジムを活用することは医療費削減にも貢献するでしょう。
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