生活

いつまで続くのか!スーパーの卵パックの品不足と価格上昇

いつ終わるかもわからない円安、賃金停滞、物価上昇が続き私たちの生活が徐々に締め付けられてきています。

テレビやネットでは毎日のようにこれから値上げされる食品やその他の物価の情報を流していますし、週刊誌は今後も地価や高級マンションを含む住宅の販売価格上昇を挙げています。

私の超身近なところではスーパーの卵にそれが顕著に現れています。もっとも卵の場合は鳥インフルエンザが一番の原因ですが。

スーパーの卵パックは相変わらず未入荷か品切れ

私は朝食で全卵3個、卵白2個を食し、夜に小腹が空くと茹で卵を1〜3個食します。そのため毎日卵は5〜8個食しているので月に換算するとその費用もバカになりません。

私は購入品別に3軒あるスーパーに行ってきます。

A店:普段行くスーパーで、味噌、玄米、缶酎ハイ(ここしか売っていない)、ジャガイモなどを購入

B店:お酒、ポッカレモン、冷凍ブロッコリー、冷凍ホウレン草、缶詰、鶏胸肉などを購入

C店:カットワカメ(B店では売っておらず、A店ではC店より高い)、卵を購入

それぞれの食品の価格とその店でしか売っていない食品でスーパーを選択しています。

A店とB店は夕方行くと毎回10個入りの卵パックは入荷していないか売り切れ状態です。

10個入り卵のパックが毎回揃っているのはなぜかC店のみです。

したがって必然的にC店で卵を購入するのですが、結構高いのです。

安価な10個入り卵パックで240円台で高いパックになるとなんと400円台です。

かつて卵を購入していたA店では安価なもので220円台でしたが卵を割ると黄卵がすぐ潰れたり崩れたりするのです。

したがってそれよりちょっと高い240円台の卵をいつも購入していました。

卵の殻の色の違いはなぜ起こる?

卵の殻には基本的に赤と白、たまにピンク色があります。

それらの色の違いはどうしてできるのでしょうか。

結論から言うと鶏の種類が異なるからです。いろいろな種類があるようですが主な種類は下記の通り。

白色卵

「レグホン」(元々はイタリア生まれで日本国内の産卵数ではトップ)

赤色卵

「ポリスブラウン」(日本で一番飼育されている赤球系の鶏)

「ロードアイランドレッド」

ピンク色卵

「ソニア」

「さくら」


同じエサ(飼料)を食べた場合、鶏種によるたまごの栄養価の差はほとんどないと言われています。

価格の違いは飼料の違い

しかし10パック220円台から400円台とどうしてこんなに価格に違いがあるのでしょうか。

当然のことながら原価が販売価格に反映されていますから一番原価にかかるものと言えば飼料でしょう。

飼料には配合飼料と自家配合飼料の2種類があります。

配合飼料

2種類以上の原料を目的に応じて調整した飼料で日本の多くの養鶏場ではこの飼料を使っています。

主に、トウモロコシ、マイロ、麦、ふすま、粕類などを中心にした飼料。

自家配合飼料

自分(自家)で配合した飼料で何か卵に特徴を出したい、こだわりたい生産者が使います。

卵パックにビタミンE配合とかビタミンD配合とか書いてあるのはこの自家配合飼料ですが栄養価は安定的供給できる配合飼料に比べて偏る可能性があります。

また鶏によってはよく飼料を食べたり暑さに弱い品種があったり、さらに若い鶏や老いた鶏に対して健康に配慮した飼料を与えなければなりませんので飼料にお金がかかるのです。

卵の殻の色のどちらがいいと言うわけではなく消費者の好みによって選択すればいいだけのことです。

終わりに

卵不足は当面続き、その価格上昇は今後2年は続くのではないかと予測する人もいます。

筋トレで私の重要な高タンパク源の一つが卵なのです。

簡単に計算すると一日6個として月に180個。18パックです。18×260円(税込)=4,680円。

もう少しいい卵を購入する場合もあるのでそうすると軽く5,000円超えですね。実際6個入りパックで330円台の卵を購入したこともありますから。当時それ以外に売っていなかったのですから仕方がありません。

筋トレするものにとって高タンパクの食材として卵が一番安価なはずなのですがちょっと痛いですね。

それでも卵はほぼ完全な栄養食ですので毎日食したいと思っています。

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