内臓脂肪が落ち、ウエストが少し締まって80cm→79cmになって単純に喜んでいましたが、どうもそう喜んでばかりいられません。ジムの大きな鏡を見ると脇腹の脂肪が目立ってきたのです。
実は、脇腹が目立って出てきたのでウエストを測ったら79cmだったというのが真実です。てっきりウエストが太ったのかと思ったら逆に減っていて驚いたという次第。
なぜ脇腹が目立ってきたのか考えてみたら、どうやらお腹周囲の内臓脂肪がなくなって、皮下脂肪ばかり残り、たるんだ皮下脂肪が重力で下に下がってきたようです。体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があり、内臓脂肪は付きやすく落ちやすく、皮下脂肪はその逆で付きにくく落ちにくいのです。特に、日本の男性はその傾向が強いのです。
また、たるむのは皮下脂肪だけでなく皮膚のそうです。体重が減って皮膚がシワシワになってしまった経験はありませんか?
これは体脂肪(内臓脂肪+皮下脂肪)の代謝に比べて皮膚の代謝が追いつかないからです。加齢に従って段々その傾向が強くなります。
したがって、今度は皮下脂肪を落とさなければなりません。なぜなら脇腹だけを落とすということができないからです。つまり、部分痩せは実質不可能なのです。体脂肪はまず内臓脂肪から落ち、その次に皮下脂肪が落ちてきます。これがなかなか落ちないんですよね。運動だけでなく、食事制限もマストです。
脇腹の脂肪を減らす方法をネットで調べると実にいい加減な記事が出ています。筋トレ、ストレッチ、食事制限というのはいいのですが、問題はその内容です。筋トレでは腹筋群の中の腹斜筋を鍛えると脇腹の脂肪が落ちるとか、筋トレ前に十分なストレッチをしましょう、とか書いてあります。
腹斜筋を鍛えると逆に下記写真のように脇腹に筋肉がつき、脇腹に脂肪がついたように膨らみます。また、筋トレ前のストレッチは、ウォーミングアップのような動的ストレッチはすべきですが、じっくり筋肉、靭帯、腱を伸ばす静的ストレッチは、筋肉が伸びてしまい、逆に筋トレのパフォーマンスが落ちてしまうのです。
別にセクハラではありませんが、こういった記事は女性が書く場合が多いのです。もちろん男性の中にもいるのですが。女性が多い栄養管理士の中には筋トレを全く理解せず、筋トレを導入したダイエット記事を書いたりする人もいます。
私は、ボデェビルダーでもないし、理学療法士、医師でも管理栄養士でもなく、ジムで筋トレを実践し、筋トレ、ダイエット関係の記事を書いたりしているだけの素人です。しかし、食事を含め自分で筋トレを実践してきて見えてくるものがあります。
いい加減な記事は書きたくありません。ひょっとしたら自分で書いた記事の中でも間違った記事もあるかもしれません。あるいは書いた当時は正しい理論でも今現在では否定されていることもあり得ます。科学の世界は日進月歩なので、現実にそういうことはあるのです。
ジム、山など自分の体を通じて体力、筋肉、栄養、ダイエット関連などをこれからも書いていきたいと思っています。そのためにはまだまだ勉強が必要でどこまで、そしていつまでできるかわかりませんが、好きなうちはやるでしょう。
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