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退職後はなぜかタクシードライバーの求人が多かった

早いもので定年を前に転出した会社でリストラされて以来もう5年目になります。リストラされた会社も数ヶ月後オフィスがなくなりました。

わずかな社員もリストラや自宅をオフィスとして仕事を継続するといういかにも利益の薄い外資系が考えるビジネスとなったのです。

と言ってもコロナ禍におけるリモートワークを先に行っているような気もします。オフィスを持つこと自体コストがかかりますから。

退職後タクシードライバーの求人が多く来た

ひとり者の私は退職後、まだどう生きようか明確なものを持っていませんでした。

ひとりなので扶養する家族はおらず気楽でしたが、やはり先立つものの不安は大きくありました。

ただはっきりしていたのは登山とジムでの筋トレを主体とした生活になるだろうということ。

また会社組織に入って面倒臭い人間関係になることは敬遠したかったので会社員になることは極力避けようと思っていました。

それでも一応人材会社や派遣会社へも登録したのはやはり今後の人生への不安があったからでしょう。どうやって稼いで生活していこうかと。

その仕事も各方面からいろいろなオファーはありましたが、私が希望する・納得するようなものではなく断っていると時間に従ってほとんどオファーがなくなりました。

それにしても私が驚いたのがタクシードライバーの求人の多さでした。なんで私の経歴で各社のタクシードライバーの求人が来るのかさっぱりわかりませんでした。

これらは100%ネットで登録していたところからの求人です。

あるタクシー会社の内容を見ると「これからは外国人の来日がより多くなり英語を話す機会が増えるので。」とありました。

私の年齢と外資系の経歴だけを見て問い合わせが来たのです。私がペーパードライバーだとは知らずに。

さらに人気がない職業なので常に人出不足ということもあったのでしょう。

こう言ってはなんですが私はタクシードライバーに対して全くいい印象はありません。

当然のことながら全部無視。

今はブロガーになるべくせっせとブログを書いていますが、全く稼ぎにならないのが悩みの種。

一時期クラウドワークスでネット記事のゴーストライターの見習いのような仕事をしていましたがこれもほとんど利益にならず。

それでも日々PCに向かっているのは何かを書いて発信するのが好きだから。

そうです。残りの人生は好きなことをして生きたいと思っているのです。

預金がどんどん減ってくるので心臓に悪いのですがもう嫌なことをして稼ぎたくないという思いが強いのです。というかそんな仕事をしている暇があればブログを書いていたいと思うのです。

こんな生活をしているのですから悲観的な性格なのか楽観的な性格なのか自分でもわからなくなります。

単に「おバカ」とも言えるかも。

ものだけでなく人も断捨離

退職して過去を引きずって生きたくはなかったのでかなりのものを断捨離しました。

・スーツ

・ビジネスシューズ

・ネクタイ

・コート(冬もの、レインコートなど)

・ビジネスバック

・半袖のワイシャツ

・本(数百冊)

・写真アルバム(すべての写真)

おかげて身も心もスッキリしましたがまだ捨てるものがあるのではないかと今も機会を伺っています。

さらに「人」も断捨離しました。そのためまずは年賀状をやめました。

会社員時代の同僚たちとは元々深く付き合っていたわけではないので断捨離は簡単でした。

昔を懐かしんで再会をしたがる人がいますが私はそういう行為は無意味だと思っています。

それに人と会うとお金がかかります。なるべく余計なところでお金を使いたくないのです。

それでも年賀状が届くと私はメールで返事をして近況を伝えます。これが唯一の人とのコンタクト手段です。(ただし相手もメールアドレスがわかっている場合に限ります)

ただし今になってこのようなメールの形でもいいので他の友人とも定期的情報交換しておけばよかったかもとは思うようになりました。

メールだけではお金がかかりませんし、私自身が書くことは好きなので問題ないはず。

ただし利害関係で付き合っていた会社員時代の連中は不要です。利害関係のなかった学生時代の友人であればメール交換しても問題ないでしょう。あるいはすべきかも。

今のところまあまあ満足な生活

ジムでの筋トレは少しずつではありますが筋肉肥大してきていますし、どうすれば筋肉が肥大し、筋力アップになるのかを考えること時代が面白いのです。

登山では数少ない私のテント泊も度重なる台風でモチベーションが一気に下がって日帰り登山に切り替えて登っています。

ブログも毎日とは言えませんができる限り日々書くようにしておりそれが日課になっています。

経済的な問題を除けばまあまあ満足できる生活ではないかと思います。

一人者は孤独と決めつける日本社会

日本人に多いのですがときどきひとり生活をしていると「孤独にならない?」「寂しくない?」とか聞かれますがそんなことはありません。

もちろん孤独感というものはふとしたときに感じます。また何か嫌なことがあったり不安な気持ちになったときに「誰かとこの話を共有できたらなぁ」と思うことはあります。

そしてそんなときブログで自分の気持ちを吐き出すこともあります。

それでも「一人でいること」が嫌ではありません。気楽なのです。私の生き方を誰にも邪魔されたくはありません。

元同僚が酒席で「taoさんは独身で子供がいないから晩年寂しくなるだろう」と言っていましたがそんなことがツユにも思ったことはありません。

私の性格では一人の方が向いているのだと思っています。本当に一人が寂しいのならば何とかして結婚しますから。

日本人は一人が孤独で寂しいものと勝手に決めつける傾向にあります。

「孤独死」とか「孤老死」とかろくなネーミングをつけません。他人の死を勝手に孤独死や孤老死と認定してしまっているのです。

結婚して家族と一緒に暮らしていても孤独な人はたくさんいます。

子供に恵まれながらも子供の世話にならないで生きて行く人もたくさんいます。

親の面倒など見たくないと一緒に住みたがらない子供もたくさんいます。

また日本では「孤独」を悪いもの、極力避けなければならにものと捉えているように感じます。

大事なことは「いつまでも自立して生きる」ということなのです。

自己の誇りを傷つけないためには自己管理をしっかりして身内や第三機関の世話にならないようにすることが大切なのです。

私が健康管理に気をつかうのはひとり者だからということもあります。自分の面倒は自分で見るという気持ちを持つことです。

ひとりでいることによる自由さには自己管理が要求されるのです。

別に長生きしたいわけではなく病気になって入院したり、治療期間が長くかかる病気になりたくないだけなのです。

まとめ

以前テレビでタクシードライバーの仕事を追った特番がありました。

それで私の退職当時やたらとタクシードライバーの求人が多かったのを思い出したのです。

私のような技術職、技術営業職の経歴のものまで求人に来るというのはよほど人出不足だったのでしょう。人気のある職業ではありませんから。

退職後2年ほどは登山と筋トレに夢中になっていたのですがその後はだんだん現在のような生活になってきました。

今後はもっと進化した生活をしたいと思っています。

「進化した」というのはよりスリムになった生活と言い換えてもいいかもしれません。

本当に必要なものだけで生活することです。まだまだ無駄があるような気がするのです。

しかしあまり無駄なものを削っていくと最後には自分の存在も無駄と思うようになると危ないですね。気をつけましょう。

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