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2月の電気代、ガス代はそれぞれ5,010円、2,254円(8m3)でした。電気代、ガス代とも先月より少なく日数の少ない2月故なのでしょう。
しかし市の介護保険料はしっかり天引きされており、これがやがて厚生年金から天引きされる仕組みになっています。これに加え国民保険料、市民税はずっと天引きされいます。
これでは預金がどんどん減るばかり。私が長生きしたくない理由は2つ。
1つは長生きによる経済破綻ともう1つは介護要になって施設に入ったり病気になって入院したりと長期に渡る自足不履行による自尊心の消滅に対する恐れです。
筋トレにハマっているので介護要には当面無縁だろうと思いますが、筋肉が発達したところで内臓は確実に老化するわけですから近い将来に何が起こるかわからないのが現実です。
私のような人間には節約が必須ですが、残りの人生を全てに節約することは無意味です。無用、有用に分けて節約することが老後の生活のコツ。
私にとって無駄そうで有用と考える出費の一つに英字新聞があります。難点は文字が小さく目が疲れやすくなることです。
英語の勉強のためにウィークリーの英字新聞を読みますが、面白そうな記事しか読みません。興味のない記事を読もうとすると長続きしないからです。
それは絶滅寸前の日本の新聞では絶対にお目にかかれないようなグローバルな記事が多いからです。
ただし毎週ゆうパックで送られてきますが1週間も遅れて到着することがあり配達はかなりいい加減です。(発送元は埼玉県の市内からで隣の東京に届けるために5日間もかかるか!)
ところで先週送られてきた新聞で珍しく面白い記事がありました。
「イタリアを危険に晒す人口問題」というタイトルで、その中に老化と人口の縮小は世界的傾向でこれを「シルバー津波」(silver tsunami)と読んでいることです。
シルバー津波なんて初めて聞いたような気がしますが、ネットで調べるともう10年以上前にアメリカ新語として「高齢者が津波のように押し寄せてくること」と紹介されていました。
どうやら私が知らないだけだったようです。
イタリアは西側で一番早くこの「シルバー津波」現象に直面していると言っていますが、日本は西側の視界に入っていないのでしょう。あるいは日本以上に深刻なのかも知れません。
この対策として母親の就職を増加させるために保育園、幼稚園の建設が急務と言っているもの日本と同じです。
私が面白いと思ったのは老人ホームに保育園を作っている話でした。つまり高齢者と幼児を園児として同じ屋根の下で一時的とはいえ一緒にいる試みは日本にもあるからです。(注記参照)
発想はどの国も同じなんだなと感心した次第。
まだまだ少数のようですが日本と同じように経済的に余裕のない国ですからこのシルバー津波を早期に解決しないとイタリアは危ないぞと警告を出しています。
高齢化と少子化はきっと移民大国アメリカを除く先進国では共通の大きな問題なんでしょう。
注記)
日本では保育園などの児童施設と高齢者向けの住まいが一体となったものを「幼老複合施設」といい徐々に増加しています。
子どもと高齢者が同じ建物で交流することで子どもにとってはお年寄りをいたわる気持ちが育まれ、思いやりやマナーが身につき、高齢者にとっては子どもと触れ合うことで自分の役割を見つけ、活力が生まれるらしい。
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