ライフスタイル

60歳から65歳にかけての変化<身体編>

もうすぐ65歳になるからか最近公共団体から立て続けに色々な郵便物が届きます。

最初に介護保険証、5回目の新型ワクチン摂取の案内、そして年金請求書です。

なんだか急に老け込んだような気がします。

ただ年金請求書は『特別支給の老齢厚生年金』から『老齢厚生年金+老齢基礎年金』への年金請求となりフル支給になるので素直に嬉しいのですが、ひとり者なので他の人たちより支給額は少なくなります。(年金請求は同封のハガキを返信するだけ)

私が若い頃は60歳なんてもうおじいさん、老人で棺桶に片足突っ込んだ人という印象があったのですがいざ自分が60歳のときは全然違った印象を持ちました。

60歳から65歳までの身体の変化

身体機能

体力的には今のほうがあります。60歳の頃は登山を始めてまだ2年程度の頃で奥多摩や丹沢あたりの山々をウロチョロしていたのですがソロ登山なので全く登り方・下り方を知らずまもなく左膝が腸脛靭帯炎になりました。

それを機にジムで筋トレを始め下半身強化をはかり、以来ウエスト(86cm→83cm→79cm→79-80cm)、体重(66kg→63kg→60kg→63kg)へと変化し体脂肪が減り筋肉量が増えた結果、体が引き締まり心肺機能もアップしました。

さらに下山時に走るトレーニングをするようになり登山後2日間は筋肉痛になるのですが自分の身体は成長していると思っていました。

しかし昨年丹沢のバカ尾根(大倉尾根)を走って下山した後右膝に変形性関節症が発症し全ての関節は消耗品だと自覚するようになり、それ以来筋トレ、登山も無茶しないようになりました。

したがって60歳の頃よりも今のほうが筋力、心肺機能共にアップしているのは間違いないのですが一部の関節の動きは少し悪くなっています。

特にもともと右股関節が硬く最近は左股関節にも違和感を感じるときがあります。さらに変形性膝関節症になって以来歩き方が少しおかしくなったせいか両膝裏周囲の筋肉が硬くなり動きが悪くなったように感じます。

具体的にここ1年間の傾向として、

・朝起きると右膝の動きが悪くなる。ただし部屋を歩いているうちに良くなる。

・朝起きてしゃがむときに即しゃがめないときがある。

・平地を歩行するときが一番右膝の調子が悪くなる場合が多い。

・右膝の調子が悪い順に、平地>下り>登りとなり登山でも登りでは全く問題ないのが不思議。

・右の股関節が硬く可動域が狭くブルガリアンスクワットできちんと腰を落とせない。

・喫茶店などで長時間椅子に座ってから立ち上がって歩き始めると右膝の調子が悪くなっている。

全て膝と股関節でそれも右脚のほうが悪い。

その他、筋トレで両肩、右股関節、左手首、左足首(内側のくるぶし周辺の靭帯)を痛めたことがあります。

今年『飛蚊症』になりました。以前も一時的になったことはあるのですが今では慢性化しています。

ネットで調べると加齢によるものであれば心配しなくて良いそうです。

また2年ほど前レンズ交換に行った眼鏡屋で視力検査をしたところ以前より視力が良くなっていると聞き驚きましたが、こういうことはママあるそうです。

軽度の歯周病なので定期点検は欠かせませんでしたがコロナ禍で口を開けなければならない歯医者へは行く勇気がなく落ち着いてから行ってみると睡眠中に歯を食いしばっていると言われ睡眠用マウスピースをつけることに。

私は全く自覚がなかったのですが毎朝歯を磨くときに舌の外周に歯形がついていたのを見つけましたがそれが歯を食いしばっている証拠なのだそうです。

以来毎晩寝る前にマススピースをつけています。半年経てばまた保険適用になるので半年ごとに新調するようにしています。今のマウスピースは2代目です。古いマウスピースは筋トレ用にしています。

歯医者からは3ヶ月に一度は歯垢除去に来るように言われており死ぬまで入れ歯はしたくないので大人しく行こうかと思っています。

聴覚が悪くなったという自覚は今のところありません。

ただしたまにテレビの音量が小さく感じるときはあります。

頭髪

60歳頃からだと思いますが額の上の頭髪が薄くなり始め、以来毎年徐々に額を底辺とした三角形状に薄くなってきました。

私より身長が高ければハゲかけているとわかりますが私より身長が低ければわからないでしょう。しかし私がしゃがめばバレバレです。

ちなみになぜハゲが前頭部や頭頂部に多いかというと下記の通りです。

AGAとは、主に頭頂部や前頭部の毛髪が徐々に薄くなっていく脱毛症のことを言います。一般的には20歳以降から発症し、年齢を重ねるごとに発症しやすくなります。

参考:日本皮膚科学会ガイドライン

AGAの発症の主な原因は、男性ホルモンの一種「DHT(ジヒドロテストステロン)」が、ヘアサイクルを乱すためです。

DHTは男性ホルモンの「テストステロン」と「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素が結合して生成される男性ホルモンです。5αリダクターゼは頭頂部や前頭部に多く存在しているため、頭頂部や前頭部から薄毛が進行することが特徴。

おそらく市販の育毛剤は、この5αリダクターゼという酵素の分泌を抑制させるかテストステロンとの結合を抑制させる薬なのではないでしょうか。

髪の毛も細くなりました。

毎晩風呂に入ってシャンプーで洗っていたのですがどうもシャンプー自身に洗剤と同じ油を分離する界面活性剤が含まれていてあまり頭髪には良くないと知り今では自宅ではシャンプーを使わずお湯だけで洗髪し週3回のジムでシャワーを浴びるときにシャンプーを使うようにしています。

その効果があるのかは未だ不明です。

爪先が剥離しやすい体質だったのですが食事でタンパク質を多く取るようにしてから爪の状態が改善されてきました。

爪もタンパク質が主成分ですからタンパク質を多く摂取すると丈夫になるのでしょう。

それでもときどき爪先が剥がれるときはあります。

またどの爪先も縦縞ができています。これはいつからかはわからないのですがおそらく50代の頃にはすでにあったのではないでしょうか。

この原因は加齢によるものとタンパク質・水分不足と言われています。現在食事以外にもプロテインを毎日30g摂取しているのですがどれだけタンパク質を摂取すればいいのだと突っ込みたくなります。

私はもともと皮膚が弱いのでこれも残念ながら体質かもしれません。

皮膚

30代、40代、50代に一回ずつ頭皮が脂漏性皮膚炎になって今年にもそれかと思えるような痒みと大きなフケがでたことがあります。幸い皮膚科から処方されたステロイド乳液がまだ残っていたのでそれを塗布すると治りました。

またここ数ヶ月額に吹き出物が出るようになり、これは60歳の頃には全くなかったことです。タンパク質摂取と関係があるのかもしれません。あるいはアルコールをもう身体が受け付けなくなったのか。

一度皮膚科に行ってみようと思います。

あの先生まだ生きているのかな。

排泄

小便の出が悪くなったのがいつからかははっきり思い出せないのですがおそらく60歳を過ぎてからだと思います。

小便の勢いがなくなってきたと自覚したのは50代の頃ですが今よりずっと勢いはありました。

前立腺の肥大が原因だと思いますが一時は力まないと小便が全く出ないときがあり、あのときはかなり焦ったことを覚えています。

その後また回復してきましたが50代のころのような勢いは全くありません。

ただしアルコールを摂取すると勢いよく出る傾向にあります。

大便のほうはやはり会社員時代のほうがよく出ました。朝と昼の2回、黄褐色のバナナ2本分の便が毎回出ていました。

コロナ禍以前は昼間喫茶店でトイレに入るのが習慣でしたがコロナ禍ではハンドエア?(空気圧で手を乾燥させる機械)を使うと菌がトイレ内で舞い上がるためトイレに入れなくなって便意を我慢するようになって以来便通が悪くなりました。

さらにタンパク質を多く摂取し食物繊維を摂取することが少なくなったことも一因です。

しかし晩酌のつまみとして蒸しサツマイモを食するようになってから便通が劇的に改善されるようになり今では朝と昼か晩の2回便通があり色も以前のこげ茶色から薄茶色〜黄褐色に変わってきました。

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