ライフスタイル

変形股関節症になって考える本当の老後の生活と終のすみか

先月、変形性股関節症発症により登山と筋トレが制限されるに至って、初めて老後を真剣に考えざるを得ない状況に追い込まれました。特に登山はこのままではかなり不安定な状況です。

75歳までは登山と筋トレをやってそれ以降は天に任せるというか何も考えないようにしていましたが、今年68歳になり後7年というところでこの始末。もはや残りの人生を考え直さなければならなくなりました。

もちろん、今まで老後の生活、終のすみかなんて何度か考えたことはありますが、これほど切羽詰まった感覚ではありませんでした。

変形性股関節症になって考える老後の選択肢

今現在は人工股関節手術を受けることを検討していますがこれを踏まえていくつか選択肢があります。

リハビリ後登山、ジムでの脚トレを再開し東京に残る

1.東京近県(神奈川、埼玉)に引っ越し安い中古マンションを購入し上記を続ける。

2.もっと安価な賃貸住宅に移って上記を続ける。(今より安価な賃貸住宅は都営住宅しかない。かなり古くかつすべて抽選。)

身内のいる札幌に戻りジム通いし余生を過ごす

1.札幌で安い中古マンションを購入しジムに通う。(札幌近郊の山は藻岩山、三角山など500m以下がほとんど。)

2.賃貸住宅に引っ越してジムに通う。(札幌の賃貸住宅は家賃が東京の半値!)

姉のマンションで一緒に暮らす

これも選択肢の一つで1人暮らしの姉はやはり老後を不安視しており、ずっと1人暮らしが続けばマンションを売って施設に入ると言っていたことがあります。

住みやすさでは東京にダントツに軍配が挙がります。なんといっても近くに高尾山系、奥多摩山系、丹沢山系があり日帰り登山ができるのが強みです。

また都下に住んでいるのにも関わらず、コンビニ、歯科医、クリニックが半径50mにそれぞれ5件以上あるのは東京ならではの利便性。

一方、札幌は家賃が東京の半値で中古マンションも東京のみならず神奈川、埼玉と比べても非常に安価ですが、日帰り登山ができる山が非常に少なく物足りないし、冬期は雪で登山できません。

さらに姉の購入したマンション(実はずっと実家と思っていたのですが)は亡くなった母と一緒に暮らしていたのですが今は1人暮らし。3LDK (80m2)のマンションでスペース的には私も生活するのは問題ないのですが、あるとすれば、母の影響で仏壇の前で毎朝カセットテープで大きな音声でお経を流すことと高血圧、骨粗相症、喘息でもはや病人に近いので日々不機嫌なのではないかということです。

私は末っ子長男で姉は長女。姉は人に甘えることが苦手で結構な仕切りたがり。一方の私は超自己中。ぶつかり合うこと必至です。

風呂の問題もありもう違いに1人暮らしに慣れると他人の入ったお湯には気持ち悪くて入れません。また洗濯機も姉の洗濯物と一緒に洗濯するというのは姉の方でも嫌がるでしょう。こういう場合、取り決めをすればいいのですがあくまでも姉のマンションなので私にとっては不利になるのです。

まとめると

・今の状態で生活すると生活費が足りなくなること必至。75歳までは今の生活を維持可能。

・東京では今以上の安価な賃貸住宅を選択する場合、都営住宅一択。問題は駅よりバスで20分、30分は当たり前でコンビニ、クリニック、スーパーへも同様の距離感。自家用車必須。

・登山をまだ諦めきれない。東京の猛暑時期は別として秋、冬、春の登山は本当にアクセスが素晴らしい。いつでも行けるしいい気分転換と運動になります。

・札幌は地価が安価なので今住んでいる私の賃貸マンションの半額で借りることができる。中古マンションも東京の1/3の価格で駅近でも築30〜40年で40〜50m2 程度であれば購入可能。東京、神奈川、埼玉あたりでは全滅。東京の高尾(八王子市)でも無理!東京の地価は異常です。

・札幌在住になれば日帰り登山は期待できない。冬季はジムだけの運動になり何か他の運動も探さなければならない。

・姉のマンションでの生活は物理的には可能だが性格的には難しい。

・死ぬ時を考慮すると身内のいる札幌のほうが安心か。

結論

・東京近郊県での中古マンションの購入は諦める。

・札幌での中古マンション、高齢者可能な賃貸マンション情報を定期的にチェックする。

・75歳まで東京で日帰り登山をしてその後札幌に戻る。

・今後なるべく早く姉に相談し私の条件をのんで同居が可能か話し合う。ただしそうなった場合毎月一定金額は支払わなければならいでしょう。それでも東京生活よりはかなり安くすむ。

・現在住んでいる都下の市役所に相談して独り者が住める住居を紹介してもらう。(現在のマンション管理会社から私の保証人<姉>が亡くなった場合退出願います、と2年前の更新時に言われています。)

終わりに

・右股関節をやられて以来色々考えさせられています。この損傷はもう死んだ方がマシだと思ったほどかなりのショックでまだ立ち直っていませんが、ある意味で「自分の将来を見直すいい機会を与えられた」と考えるようになりました。

・下半身を使えない筋トレでストレスがたまったり毎日毎日考えることがあって頭がパンクしそうになったり気持ちが折れそうになったりします。

・会社から定年前にリストラされたとき、ものだけでなく人も断捨離したのですが人生についていろいろ関わってきた高校時代の親友をも断捨離してしまったのはちょっと失敗したかな。こういう時いろいろ愚痴を聞いてくれたかも。ただし、夫婦揃って今問題になってる旧統一教会の人間ですから断捨離して良かったのかな。

・東京の夏の猛暑は今後も続き近い将来タイやベトナムのような気候になるそうですから、いっそ札幌に移住するのも選択肢の一つか。時期の問題なのかな。

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