「まだまだ新型コロナ禍は死なず」といったニュースが毎日更新されます。
東京都は毎日40人、50人と新規感染者数を報告していますが、人口1,400万の東京で50人という数値はどういうインパクトがあるのでしょうか。
東京都民の0.00036%に当たる人が本日感染したという数値なわけです。
もちろん実際はこの数値の何倍、何10倍、あるいは何100倍の都民が未だに感染しているのでしょう。ただ検査していないだけで。
目次
マスクを外せない理由
一見非常に少ない人数のように見えますが、それではなぜ人、東京都民は未だにマスクを外せないのでしょうか。
マスクを外したいけど人目が気になる
東京都が今なおマスクの着用を要請しているわけでそれを否定するような行為はしづらいのです。同調圧力もあるでしょうね。
新規感染者数は実際にはもっと多いはず
ほとんどの都民は感染検査をしていないので新型コロナ感染者が一体どれだけいるのかわからず不安でマスクを外せないのです。
新型コロナは目に見えないのでどこのいるのかわからない
ウイルスは目視できるわけではないのでどこに潜んでいるのかわからないのでとりあえずマスクをしているのです。
第2波が怖い
いつか来るであろう第2波が怖くてマスクを外せないのです。それがいつ来るかわからないのでなおさら怖いのです。さらに東京はまだ第1波が終わっていないという話もあります。
まだワクチンが完成していない
マスクを外せない理由にワクチンが出来ていないので不安ということがあります。日本を含む各国で競争しているようですがどの国がワクチンを作っても副作用がなく(あっても非常に小さい)ワクチンであってほしいものです。
世界中にワクチンが届けられる日は東京オリンピック以降になるでしょうね。ということは東京オリンピックは中止すべきでしょう。
日本で一番の満員電車
日本の数ある電車の中でも東京の電車の通勤時の乗車率が異常の一言です。
東西線、中央線、京浜東北線、山手線など上位20位台までは大阪の1ラインを除いてすべてダントツに東京の電車です。乗車率190%超えなんて普通なのですから、まさに異界です。
この中でコロナを心配しながら体をくっつけじっとしているなんて恐怖なのです、これらの電車を使う都民にとっては。
今の新型コロナ感染はほとんど飛沫感染
緊急事態宣言が解除になって以来新規感染者のほとんどは飛沫感染です。
特に新宿エリアのホストクラブはもはや常連です。濃厚接触がお仕事ですから当然でしょうね。
しかしホストの感染がニュースとなっていますがそのお客である女性が感染源ということはないのでしょうか。それともこれらの女性は感染経路不明者に数えられているのでしょうか。
ホストクラブ
ホストが感染しているということは誰がそのホストに感染させたのでしょうか。
職場の同僚であるホスト同士の感染もあるでしょうが全てがホスト同士というのは考えにくいのです。なぜならホストと濃厚接触するのは同僚ではなくお客である女性なのですから。(中には同僚同士で濃厚接触しているかも)
単純に考えても感染させたのはお客である女性と考えるのは常識です。
こういうホストクラブへ通う女性は、当然ニュースを見ているでしょうから危険だとわかっていて通うわけです。それでもホストクラブへ行くのはそれなりの理由があるはずです。しかも感染者として。
ホストクラブのお客
ホストクラブのお客は多くが夜のお仕事をしている女性です。キャバクラ嬢、クラブ、そして風俗嬢です。
これらの仕事は接客業なので色々とストレスがたまるのです。そこで今度はホストクラブでお姫様の様に持ち上げてくれるホストでストレスを発散させるのです。
ホストクラブはかなりのお金を消費します。お気に入りのホストがいれば尚更お金をつぎ込みます。
したがってせっかく稼いだお金をホストに貢ぐためにさらに働かなければなりません。たとえ体調が悪くなっても、それが新型コロナの疑いがあっても。
それ以外に中高年の有閑マダムなどや看護師なども結構いるようです。
やはりOLはいるに入るのですが少数派となります。
カラオケ
北海道小樽市のカラオケ屋で60〜80代を含む14人が新型コロナに新たに感染したことが報道されました。
カラオケも解禁になりましたがどういう対処をしていたのか不明です。
まさかマスクをして歌わないでしょうから大きな声を出して飛沫感染したのでしょう。
感染していたお客が歌って新型コロナを含む唾液が飛沫して感染してしまったのです。
こうなり得ることは経営者もわかっていたはずです。自分の店は感染しないと思っていたのでしょうか。それともお客が暴走して羽目を外してしまったのでしょうか。
カラオケが楽しみな高齢者は多いらしいですね。カラオケが大嫌いな私には理解できないことです。
成仏してください。
居酒屋
居酒屋も感染者が多いところです。お酒を飲むと声が大きくなったり会話数が多くなったりします。
さらに向い合って座り飲食する場合が多いので社会的距離も取りづらいのです。
そうすると感染者の唾液や呼気に含まれる新型コロナが飛沫してくるのです。
リモートワークも増え今後居酒屋のあり方自身が問われ営業形態も変わってくるのではないでしょうか。
病院・介護施設
介護施設は病院とともに接触感染と飛沫感染の両方が考えられます。
特に介護師や看護師は医師より患者との接触距離が短く呼気もかかりやすい状態が多いのです。
病院のある機器のパネルのボタンから接触感染してクラスターを引き起こした都内の病院もありました。
喫茶店
喫茶店もマスクの着用率が落ちています。
複数で来店する場合はほとんどマスクをしないで会話しています。居酒屋のように大声を出して話す人は少数派ですがいます。
またマスクなしで平気でクシャミをする人も。
さらに社会的距離を取るためにテーブル席を少なくしたりカウンター席は一席置きにしたりした配慮はだんだん崩れてきています。
換気に気をつけていたお店もだんだん暑くなってくるとクーラーを入れたりするので窓やドアも閉めるようになってきました。
したがって私は喫茶店にクラスターがあっても驚きはしません。
マスクの効用
これらをふまえるとまだまだマスクは必要ということです。
飛沫感染を防ぐには原始的であろうともマスクは有効なのです。
マスクをすることによって自分の咳、クシャミや呼気の外部への排出を抑制してくれます。
さらに第三者の咳、クシャミ、呼気の侵入をある程度予防できるのです。
市販のマスクは不織布であろうと繊維の目はウイルスよりも大きくウイルスを通してしまいます。
しかし呼気、咳、クシャミと一緒にウイルスが口内から排出されるときはそれらの水分に付着しているのでその粒径は大きくなり繊維の目に引っかかりやすくなるのです。
したがってマクスはウイルスを防いでくれるのです。もちろん「ある程度」です。
これが布製となるとその「ある程度」予防する確度ががくんと落ちてしまいますが。なんたって布製は繊維の目がスカスカですから。
布製マスクはコスパが見合うか
それでも布製マスクは何度も洗えて再使用できるのが強みであり人気です。
しかし何度も洗える布製マスクは一体何度洗えて使用できるのでしょうか。20回とか30回とか明記したマスクもありますがコスパに見合うのでしょうか。
一見何度も洗えるのでコスパは良さそうですが、30回洗えるとしても一枚2000円もしていると使い捨ての不織布マスクのほうがコスパはいいことになります。
私が購入している不織布マスクの価格は一枚に換算すると47〜50円程度です。50円/枚x40枚=2,000円です。
つまり30回使用できる布製マスクは使い捨ての不織布マスクでは40枚=40回使えるのです。
どちらがコスパがいいのか悩ましいところですね。
まとめ
布製マスクは何度も洗って使え繊維の目が粗いということは通気がいいということですから不織布マスクに比べて呼吸もしやすいはずです。
スポーツマスクや夏マスクにはいいのではないでしょうか。特に世間の目を気にする人には。
新型コロナに関してはワクチンが出来て世界中に届けられるまで予断は許せないと思います。
東京オリンピックは中止すべきです。
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