緊急事態宣言で東京ではスタバ、タリーズ、ドトールなど大手を中心にほとんどの喫茶店が休業しています。
しかし、これらの大手の喫茶店でもわずかに営業しているところがありこういったお店はおそらく直営店ではなくFC店ではないかと思います。
また自営の地元の喫茶店も営業しているところが結構ありますね。
私は毎日喫茶店でブログを書いたりネットサーフィンをしているのでこういう喫茶店があると非常に助かります。
今回は緊急事態宣言・外出自粛要請後も営業している喫茶店に来る人たちにスポットを当ててみました。
目次
マスクなしで大きな咳をする高齢者
私が初めて行く大手系列の喫茶店では1Fは営業し2Fは休業という体制を取っていました。
店内は広くなく2人用テーブル席が4つに5、6人掛けの大きなテーブル席が1つありました。
私は大きなテーブル席でパソコンでブログを夢中で作成していたので壁際の隣席に新たに誰かが座ったのを気がつきませんでした。
しかしふと気づくとまるで犬のようにペロペロと舌を出してアイスクリームを舐めている70歳前後の男性がいました。髪もぼうぼうで口の周りには無精髭を生やし夢中で休む間も無くペロペロ舐めてました。
私は気持ち悪!と思いながらもまたブログ作成に専念していると壁際に背をもたれて私の方に足を投げ出してスマホをいじり出しました。(私の脚に接触しているし)
そして私に向かって突然大きな咳を何度もし始めたのでびっくりして振り向くとマスクなし。直線距離1m未満。
私は思わず「オイ、オイ」というとその高齢者は慌てて向きを変えてマスクをしたのです。
推察するに独り者でパチンコ店が休業でやることがなくて喫茶店に来たという感じです。
この時期に営業している喫茶店は通常1席毎に空席を取っているはずなのですがこの喫茶店はそうしていませんでした。
またこの時期マスクをして入店するのがマナーとなっているはず。私もマスクをしてブログを書いているのです。
さらに私の左隣にマスク無しの高齢女性が着席したのでさすがにここはまずいと思って即退散。
人と会話しているように独り言を言う中年女性
ブログを書いている時に横の方から誰かと電話で会話しているような女性の声を聞きました。
しかし何か不自然さを感じたので見ると50歳代と思われる女性が電話ではなく何やら独り言を言っているのでした。
私は「またか」という思い。結構いるんですよ、こういう人が。男性の中にもいます。街中を独り言を言いながら歩く中高年は時々目にします。
若い人には見かけないところを見ると中高年特有の現象なのでしょう。
かくいう私も寝る前に入る風呂の中でたまにブツブツ独り言を言っている自分を見つけて「アッ!」と思うのでした。
以前新宿のホームレスが歩道に座って一人で身振り手振りを交えながら独り言を言っているのを目撃したことがあります。
私は1年を通じて知り合いと会話(電話を含めて)するということが年末年始の実家へ行く時を除けば100%ありません。
私自身は自分で「孤独」とか「寂寥感」はあまり感じないタイプなのですがそれでも風呂の中で独り言を言うのですから無意識のうちに話し相手を求めているのでしょうか。
後述で独り言に関して解説しています。
学生の勉強部屋
図書館が休館となっている現在学生にとって喫茶店は大切な勉強部屋なのでしょう。
やはりこのような外出自粛の時でも予備校生を含む学生が喫茶店で長時間に渡って勉強しに来ています。
コーヒー一杯注文すれば基本的にいつまでいてもokで、水も飲み放題。トイレも利用可。おまけに適度なBGMも流れている。至れり尽くせりですね。
しかし喫茶店側は長時間の居座りは歓迎しないので「長時間の勉強・仕事はご遠慮願います」と張り紙が貼られています。
私が学生の頃は喫茶店では本はよく読みましたがほとんど勉強した記憶がありません。
結構パソコンを持ち込んで勉強する学生もいます。
勉強ははかどっているのでしょうか、結構スマホやPCで動画を見たりしていますから。
家では仕事しづらい在宅勤務の会社員
午前中から会社員がパソコンを持ち込んで仕事しているのは以前から見かけることですが、最近は在宅勤務も多くなったからでしょうか。
気分転換に喫茶店でパソコンを使って文書作成などしている人もいるようです。
おそらく在宅勤務は慣れなんでしょうね。ずっと在宅勤務の方もいますしフリーランスで仕事をされている人は在宅勤務が多いはず。
これを機にこれから日本でもリモートワークをする人が増えてくることが望まれます。(社員は通勤地獄を解消でき通勤時間分を有効活用できます。会社側も社員への交通費削減及び仕事場スペースの縮小ができます。)
やはり咳に無神経は人は高齢者に多い
某大手系列の喫茶店ではきちんと間隔をあけて席が設けられています。しかしいくら間隔が空いていてもマスクなしで入店しそれで何度も咳をしているようでは話になりません。
私とは席が離れていたのですが、何度も何度も大きな咳をするのですが一向にマスクをつける様子がありません。
私の隣にいた中年男性は「マスク付けろ、マスク」と小声でブツブツ言っていました。
他にも同じ店でやはり高齢者がマスクなしで咳をしているのを見かけましたが意に介する様子も見せません。当然隣席にいた人はドキッとして振り返るのですが。
こういった反応の薄い高齢者は単に老害ということでは片付けられないものがあります。やはり社会から長い間隔離されたことによる何かしらの精神障害なのではないでしょうか。
外から見ると一体何を考えているのか全く見えません。非常に不気味です。
独り言は病気か
先述した中高年の独り言について。
独り言は自分の声を聞くことで無意識のうちに孤独感や不安を取り払おうとする行動です。
しかし、声を出すことで自分の思考を確認、整理する場合もありその多くは一人で黙々と仕事・勉強をする人に多く見かける現象で病気ではありません。
私の独り言も自分の思考を整理している場合が多いのです。(本当です!)
作成中・作成後のブログ内容や読んだ本などに関してその内容確認したり整理するために独り言を言っている自分を見つけます。
風呂場って狭くて集中できるのですよ。ただ長居するとお湯が冷めてしまう時があります。(追焚きではないので)
ただし、
・突然笑い出したり怒り出したりする
・一人なのに誰かと会話しているような話し方をする
となると「うつ」「総合失調症」「発達障害」などの病気が考えられます。
上記の中年女性の一人会話は危ないですね。さも誰かと話しているようでしたから。
まとめ
結局大別すれば喫茶店は高齢者とノマドワーカーの2極となります。
緊急事態宣言が発令されてから新宿へ行ったのは多分1度きり。ほとんど近場の喫茶店でブログを書いています。
このような状況でも営業している喫茶店はありがたい存在なのですが新型コロナウイルスに対する営業態度はその喫茶店によりマチマチです。
本来図書館で時間を潰していた高齢者も喫茶店に来ていると思います。新聞を何部も持ちこんでコーヒーを飲みながら読んでいる高齢者をよく見かけます。
これは以前から喫茶店で見かけていた現象ですがコロナ感染以降さらに増えました。
喫茶店でスタッフと話したがる高齢者を時々見かけます。誰にも相手にされないので寂しいのでしょうね。
喫茶店は行き場をなくした高齢者の「お助け小屋」なのかもしれません。
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