アイキャッチ画像:朝日新聞
オリンピック開催前に行うイベントといえば聖火ランナー。
近代五輪では聖火ランナーの発祥は1936年のベルリン大会からで、ヒトラーが国威発揚のために始めたといわれています。
ウイグル族の人権問題で中国を敵視しているアメリカが北京オリンピックボイコットの可能性もほのめかしていますが、オリンピックでは政治的介入はしないことが原則です。
ましてや長年の黒人差別、アジアン差別、古くはネイティブアメリカンに対する迫害・虐待で人種差別大国のアメリカが何をいわんやかです。
最近この聖火ランナーの映像が何度かテレビで流されているのを見るにつけ、見てはいけないものを見てしまったような、かつ悲しい気持ちでいっぱいです。
この変異型コロナがまん延してきた時期に大勢が集まることが予測できる聖火ランナーのイベントをなぜ自治体は容認しているのでしょうか。
地元応援なのかそれとも著名人を見たいからなのかよくわかりませんが、街頭にはずらっと見物人の長蛇の列ができています。
何人もの著名人が聖火ランナーを辞退したようですがそれでもまだまだパンダ役を買って出る著名人も多数います。
その著名人たちも東京五輪を成功させたいからなのか単なる売名行為なのかはわかりませんが阿呆であることには間違いありません。
こんな暇な連中、どこから湧いてくるのか。
走る阿呆にそれを見に来る阿呆。
今の日本は「緊急事態宣言」「医療事態緊急宣言」「まん延防止措置」など言葉を変えていますがやっていることはほぼ同じです。
国民が緊急事態宣言という言葉にすっかり慣れてしまい自粛疲労が出てきたので言葉だけでも変えようという気持ちはある程度理解できます。
しかし、もう第4波の時期です。政府も国民も今まで何を学習してきたのでしょうか。
PCR検査は慢性的な遅れ、ワクチン接種も先進国最低レベル。今まで私は日本は医療技術先進国、それも世界の中のトップクラスだと思っていましたが、こんな後進国だとは思ってもいませんでした。
政府、厚生省、感染専門医の責任は重大でしょう。
テレビで見る政治家、自治体のトップや分科会の感染専門医などはバカに見えて仕方がありません。自分で何を言っているのかわかっているのでしょうか。
会食もマスクをして行いましょう、なんて平気でいっています。会食といえば聞こえがいいですが要は飲酒(飲み会)です。
飲酒していると最初はマスクをしたとしてもだんだん面倒臭くなりマスクをしなくなるなんて誰でも予想がつくでしょう。
だったら初めから会食(飲酒)はしないようにといえばいいのです。いうことがすべて中途半端なのです。
こんな連中ではとても新型コロナを抑制することはできません。
こんな国で本当にオリンピックを開催できるのか、していいのかはなはだ疑問です。
頼りにならないおバカ連中を相手にしないで国民がやるべきことは、
・飲食店で飲酒しない
・密集エリアには行かない(密集しない)
・カラオケには行かない
・たとえマスクをしていても大声を出さない
・会話するときはマスクをする
・ワクチンを接種する
上記を守ればほとんど感染しないでしょう。
全てわかりきったことです。それをしないのだから情けない。
結局自分には関係ない、自分は感染しない、と根拠のない自信があるのでしょう。
おバカの極みです。
この分だと来年いっぱいはマスクをしなければならないようです。
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