私の衣類は下着を含めてほとんどユニクロか無印です。
今履いている無印のチノパンが原価償却の時期にきていたのでユニクロへ行ってチノパンを探しているといい感じの色のものがあったのですが合うサイズがなく近くにいた若い女性店員に調べてもらうとこの店には在庫がないのこと。
そのとき彼女が言った言葉が「大丈夫でしたか?」という言葉。
「?」そのとき何が大丈夫なのか理解できず。
後で考えるとおそらく「在庫がないけどもそれで何かあなたに不都合(困ること)がありますか?」という意味なんだろうと勝手に想像。
この「大丈夫ですか?」「大丈夫でしたか?」という聞き方はこの場以外にも若い男女から何度も聞いたことがあります。
喫茶店では、
若い女性客が飲み物を注文したときに、店員が「xxカード(ポイント)はお持ちですか」と聞くと、
その女性は「大丈夫です。」と答えたのです。
なんだその返事は?
これもおそらく「自分は持っていないけれども問題ありません」だから「大丈夫です。」ということなのだろう。
つまり「大丈夫です」は否定構文なのです。
なんとも遠回しな面倒臭い言い方です。
それでもこれまた同じく若い女性店員はその返事を即理解していたのです。
しかし、なぜそういう言い方をするかというとどうも直接「持っていません。」「いりません。」というと相手に対して強い口調に聞こえると思ってそれを柔らかく言うための「かわし言葉」なのです。
一見相手をおもんばかった言い方ですが実際は相手が不快に思うことで自分にそれが跳ね返ってこないための防御策なのです。
あるいは自分が直接否定されると不快(傷つく)になるので相手にもそう言わないのです。
これは私のブログにも何度も登場する日本人に多い「空気を読む」心理です。
私から言わせると「空気を読みすぎる」のですが。
ストレスを抱える日本人が多い理由の一つにこの「空気を読む」ことが挙げられます。
あまりにも相手の反応(顔色)を見すぎるのです。それで自分自身が疲れてしまうのです。
これが度を越すと、「自分はこんなに我慢して他の人に気を使っているのにあなたはそうではない」と圧力をかけてきます。
これが「同調圧力」です。
本当に気をつかいすぎです、日本人は。
同調圧力をなくすには「空気を読まない」ことです。
未だに慣れないですよね、この「大丈夫ですか」には。
追記:
このユニクロ店にはなかったサイズのチノパンが他のユニクロ店にあったので試着して裾上げをしてもらい、最後にまた股下の長さをチェックしてもらったところ、腰回りが黒っぽく変色していたのに気がつきました。
ちょうどベルトが通るところです。つまりかなりベルトで摩擦していたような感じです。
それを店員に示すと「どうもすみません。」と言っていましたが、興味が失せたので別の同サイズのチノパンもありましたが購入せずに帰宅しました。
以前にも似たようなことがありましたが「安かろう、悪かろう」の日本に戻ってきたのかもしれません。何といっても2,980円のチノパンですから。
そもそも店員が売る前に店頭に並べる品物をチキンと確認すべきでしょう。これって販売の初歩です。
やっぱりユニクロは下着だけかなぁ。
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