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寒くなってきました。
今日は都内の整形クリニックで術前最後のリハビリです。術前なのにリハビリとはこれいかに。保存治療から初めて手術を決心し保存治療がそのままリハビリになりました。
右脚の調子は決していいわけではありません。今月の三連休のときに青梅に赤ぼっこハイキングに行って以来調子を崩しがち。
さて、今日はどんな診断がくだされるのでしょうか。
術前最後のリハビリ
PT :調子はどうですか。
tao: 今月の3連休で青梅にハイキングに行ってきて12kmほど歩きました。標高は400m程度なので大した問題はなかったのですが、後半になって右膝に力が入らなくなるときがありました。また2日ほど右尻の梨状筋が寝ている時も疼きました。こんなことは初めてで山に行くたびに梨状筋が疼いていては話にならないのでやはり手術を決めて良かった。
PT : (笑)それでは横を向いてください。(いつものように股関節の屈曲、伸展、内旋、外旋を繰り返す一方、空いた手で臀部や脚部を指先で軽く押しながら施術していきました。)
tao : そこそこ、そこが痛い。大堤直筋だと思いますが鼠蹊部から5cmほど下のあたりが右だけでなく左脚も痛みました。ヒップスラストのやりすぎかもわかりません。また内転筋も痛い。
PT : このあたりの大腿直筋が硬くなっているのは大腿筋膜張筋、中臀筋、大臀筋が硬くなってうまく使えていないからそれをカバーするために大腿直筋や内転勤に負荷がかかっているのです。また、まだ腰が硬いので歩行時に上半身が上手く使えていないのも大腿直筋や内転筋に過負荷がかかる原因になっています。
tao : O脚なのも関係ありますか。
PT : それも関係ありますね。
tao : 大腿筋膜張筋は昨日ジムでテニスボールでゴリゴリやったりフォームローラーでも筋膜リリースをしてたのですが。(自宅では)マッサージガンも使ってやっているんのですが効果がイマイチだったのかな。
PT : 骨盤の上の後ろ側(大腿筋膜張筋)が点として硬くなっているのでマッサージガンの先っぽの尖ったアジャストメントを使ってポイント、ポイントでやったらどうですか。いつ手術でしたっけ?
tao : 来週の今日入院でその翌日手術ですので今日が最後のリハビリ(施術)です。
PT : 入院期間は?
tao : 一応1週間で設定されていますがそれは執刀医の腕とリハビリ次第です。
PT : そうですか。お大事に。
tao: ありがとう、良かったですよ。
こうしてにこやかにかつあっさりと別れたのでした。
術前リハビリ雑感


・やはり筋肉の問題としては大腿筋膜張筋、中臀筋、大臀筋があるようです。これらの部位が弱いのか硬いのか。中臀筋は以前から弱いと言われていたので知っていましたが大臀筋もそのなのかな。いずれにしても上手く使えていないようです。また腰部がまだ硬いので上半身との連動がうまくできず大腿直筋や内転筋に過負荷がかかってしまうらしい。
・ヒップスラストはうまく大臀筋に入っているのか再検討しなければ。大腿直筋に入ってしまっているような気もする。術後中臀筋、大臀筋を鍛える種目を何か編み出さなければ。アブダクション(クラムシェル)以外で。ブルガリアンスクワットが一番いいのはわかっているのですが人工股関節でこの種目をやっていいのかPTに確認しなければ。あとはバックランジか。スプリットスクワットも無難だな。
・もうレッグプレス(水平式、45度とも)やることはないでしょう。腰部、股関節を痛めた最悪の種目でした。と言っても私の使い方の問題が大きかったかも。特にレッグプレスでは股関節を屈曲させるときに胸を張って骨盤を後傾させないというのが王道。しかしそれが私の場合当てはまらなかったようです。股関節を屈曲させると骨盤が後傾するのは自然な動きなのにそれを止めていたわけですから腰部、股関節周囲に過負荷がかかってしまったのです。
・レッグエクステンションも是非がある種目なのですが様子を見て今後もやるかもしれません。
・PTとの筋肉のやり取りは面白かったです。いい気晴らしになりました。整形外科医は筋肉のことは全く知らないのが普通ですから。
終わりに
・今日の医療費は1,690円。今日でこの都内のクリニックへ行くこともないだろうな。若い人には人気の街ですが。
・入院1週間前。今日までなんとか風邪を引かないでこれましたが今後も十分な注意が必要です。外出時のマスクと水分補給は必須。
・入院まであと3回ジムへ行けますが、脚トレは軽めにしたほうはいいでしょう。筋肉硬化は術後のリハビリに良い影響を与えるとは思えませんから。
・もっと身体の柔軟性と上半身と下半身の連動を考慮に入れるトレーニングをしなければ。

















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