アイキャッチ画像:毎日新聞
夕食後の酒のつまみとしてサツマイモを食して以来劇的に便通が改善されたことは以前のブログにも書きました。
しかしサツマイモの旬が過ぎたのか痩せ細ったサツマイモばかり近所のスーパーに並ぶようになりました。
代わって登場したのがジャガイモです。ジャガイモはサツマイモに比べてGI値が高く血糖値を上げやすいのでこれまで敬遠してきたのです。
便通から言ってもサツマイモはジャガイモよりカロリーは高いのですが食物繊維量はジャガイモより多いのです。
しかし価格はジャガイモの方が断然安いのでサツマイモの代替え品として便通効果があるかどうか様子を見ようと思っています。
そう思っていた矢先のことです。
サツマイモは電子レンジの中で燃えたのは。
電子レンジの中でサツマイモが燃える
普段サツマイモはプラスチック性温野菜用容器に温野菜と解凍した鶏胸肉を入れてチンして食した後に同じ容器にサツマイモを入れチンするのですが、たまたま洗剤を入れたボールにその容器を投げ込んでしまったので面倒くさくてサツマイモを裸のままチンしてしまったのです。
一瞬大丈夫だろうな、と思ったのは何か嫌な予感があったからかも。
電子レンジの性能上いつものように1000Wを3分、その後600Wで9分50秒にセット。
600Wで運転中何分経ったか分かりませんが私はパソコンで動画を見ていたのですが何か臭い、それも煙臭い臭いがして辺りを見ると白く曇っているではありませんか。
慌てて電子レンジを見ると扉のガラスからサツマイモがまるで炭のように内部が燃えていたのです。
急いで電子レンジから真っ黒に炭化したサツマイモを取り出し流しのシンクへ投げ込みました。
そしてキッチンの窓とベランダのドアを開け、机の棚に挟み込まれていたうちわで仰ぎ始めたのですがなかなか煙は無くならず、換気扇も強にして回し、玄関のドアも開けうちわでさらに仰ぎまくりました。
火災になることはないと分かっていましたが、問題は天井についている火災報知器です。
役に立たたない火災報知器で良かった
2Kの間取りのうちリビング、キッチン、寝室、押入れ、トイレ、洗面所5箇所にそれぞれ火災報知器が付いています。
特にキッチンとリビングはもう煙だらけだったのでこの2箇所の火災報知器が鳴ったら消防車が来てしまう、と思うといてもたってもいられませんでした。
あんなにうちわを仰いだことは真夏でもありませんでした。それにしてもうちわを捨てないで良かった。毎年こんなもの使わないだろうと断捨離候補の1つになっていたのですが。
年に2回消防検査があってどこかも業者がきて火災報知器を検診するのですが今年も2回うす汚いおじさんがきて検診して行きました。
私はここに20年以上住んでいるのですがずっと同じおじさんが検診にきます。
「まだやっているのかこの商売」と思ってしまうほどですが、先方も「あんた、まだここにいるの」と思っているのかもしれません。
それにしてもあれほどの煙でも火災報知器が鳴らないなんて一体どれほどの煙を出せば鳴るんでしょうか。実際に火が出ないの鳴らないのかも。つまり温度センサー式なのでしょうか。
よくわからないけど今回は性能の良くない報知器で良かった、良かった。
電子レンジでのサツマイモの火災の原因
東京消防庁が行った実験では、サツマイモや肉まんなどは電子レンジで5分〜12分(食品量や出力による)加熱すると、「爆発的に燃焼」することが確認されています。
その原因は、
長時間の加熱で水分蒸発
↓
サツマイモの炭化が進む
↓
可燃性ガス発生
↓
炭化したサツマイモが帯電しスパークを起こす
↓
レンジ内に充満した可燃性ガスに引火
↓
電子レンジが燃焼
↓
火災
恐ろしいですね。
私の場合はサツマイモが炭化最中でサツマイモの中に火がついているのを目視していましたから可燃性ガスが電子レンジで充満していたら危なかったでしょう。
終わりに
便通対策でサツマイモを食し、それで火災に鳴ったら洒落にもなりません。
あのときは本当に焦りました。
1週間たった今でもキッチンは炭の臭いが消えません。ましてや電子レンジは何度も吹いたのですがまだ炭臭いです。
以前も一度同じことをしでかしたような気がするのですが思い出せません。
電子レンジの中で食品が水分がなくなれば炭化して火災の原因になることはわかるだろうに。
技術系出身者とはとても思えず。やっぱり私はただの馬鹿だったのだと再確認しました。
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