アイキャッチ画像:市民タイムス
東京都西部に住んでいる私の市には定期的に市の機関誌が一方的に届きます。
その中にシニア向けニュースがありますが先日届いた機関誌に面白い記事が載っていました。
65歳以上の高齢者で住民税非課税世帯に無料入浴券を発行
私の市にはまだ銭湯がありますが該当の無料入浴券とはおそらく銭湯の入浴券のことなのではと思います。採算がとれなくて閉鎖する銭湯が多い中、風呂代はかなり高額になって現在はおそらく500円前後(アイキャッチ画像では令和5年で440円)するのではないでしょうか。私が大学で上京したとき風呂無しの下宿やアパート住まいだったので銭湯にはよく通いましたが当時は150円前後だったような気がします。(もっと安かったかな。)そして今でもそうみたいだけど銭湯の隣はコインランドリーが定番でした。
しかし私が驚いたのは学生や若い社会人ならまだわかりますが65歳以上で風呂無しの部屋に住んでいる高齢者がまだいるということです。確かに私の賃貸マンションの近くにも古い朽ちかけたようなXX荘とつくようなアパートが何棟もあり、そこから高齢の女性が出てくるのを見かけたことがあります。
さらに別の古いアパートにやけに派手な服装をした男性の高齢者が入っていく姿も見かけました。いずれのアパートも隣のドアとの間隔が狭く風呂のスペースはないだろうなと思わせる住居です。彼らもおそらく1人暮らしでしょう。
そういう高齢者用(といっても対象が住民税非課税世帯のみですが)に無料入浴券を配布してくれる市はなんと細やかな優しい市なんだろうと思う反面それを必要としている高齢者がいるらしいことに驚きます。
私も築30年以上の古いウォシュレットのない賃貸住宅に住んでいますが流石に風呂はついています。今後家賃が払えなくなってもっと安い住居へ引っ越さなければならなくなっても「風呂無し」という選択肢はないでしょう。
私は筋トレをしているので毎晩寝る前に血流を良くし筋肉をほぐすという意味で風呂に入りますがこれって贅沢なのかな。お湯の量は1年を通してバスタブの深さの4分の1までで体育座りをするとお腹のあたりに湯面がくる程度の湯量にして水とガスを節約しています。電気・ガス・水道代も合計1万円を超すことはせいぜい1年のうち1ヶ月くらいのもの。
(東京は電気代が割高なのでこのうち半分以上が電気代です。そのうち下水道の経年劣化が全国的に相次ぎそのメンテ費用で水道代も値上がりするでしょう。)
こういう高齢者は病気や親の介護等で人生の途中から仕事が十分できなくなった人たちなのかもしれませんね。私は大きな病気も親の介護もしなかったので今こうしていられるのかもしれません。
70歳半ばの女性高齢者の愚痴
週末はいつものように喫茶店でネットサーフィンをしたりブログを書いたり読書をしたりしてマッタリ過ごしています。週末は筋トレの筋肉疲労を回復するための休養日なんて自分に言い聞かせていますが、本当は登山に行くとき以外の週末はダラダラしているだけなのです。
その喫茶店でネットサーフィンをしていると隣に座った小柄な女性が2人。会話の内容から50年来の友人らしい。おそらく高校時代からの友人で70代半ばに見えます。
このうちの1人が自分の生活の愚痴?をこぼしていました。
・(夫は)自分の食べるものはコンビニで自分で買って食べて私が作り置きしておいて冷蔵庫に入っているものを「食べて」と言わない限り食べない。
・年金と退職金で暮らしているけどいつまでお金があるかわからない。働かなければならないかもしれないけどこの年で使ってくれるとろはないでしょう。
・もう走ることはできない。でも縄跳びはできる。縄跳びは骨粗鬆症にいいと聞くからやっている。
・今5種類の薬を飲んでいる。
・まだ結婚しない娘が1人いる。
ネットサーフィンしたり読書したりしていましたが決して隣の会話に耳を澄ませていたわけではありません。しかしこの年代になるともう他人に憚ることはなくなっているのでしょう。
定年退職後の老夫婦の生活が垣間見る思いです。夫は何もすることがないのかな。コンビニで買うものでの食生活はあまりいい栄養を補給できているとは思えません。運動不足、栄養不足は生活習慣病の予備軍なのですが。
70代になると健康不安が顕著になってきます。私も若い頃のような走り方はもうできません。せいぜい小走りです。(でも山に入ると走りたくなるのが不思議。)ジムでは「動ける身体」を目標にしていますが走る動作には股関節ばかりでなくあちこちの関節の連動が必要なので体全体の柔軟性が問われるのです。
私は筋トレをしているので食生活では高タンパク、低脂質が基本です。しかし必ずしもその通りになっていない時もありますが70%達成できれば良しとしています。無理に高タンパク、低脂質にこだわると腸内環境を悪くし臭いオナラがたくさん出て便秘気味にもなります。さらにストレスも溜まりやすくなるので達成度を少し緩くするようになりました。おかげでオナラも少なくなり腸内環境は少し良くなってきました。
鳥胸肉、サバ缶、イワシ缶、ツナ缶、卵、納豆、プロテインが私の基本的なタンパク源で食費はかなり抑えるように努力しています。しかし食費にある程度お金が掛かっても自分の健康が阻害され医療費が増額になるよりは遥かに費用対効果が大きいのです。
終わりに
・上記は高齢者のあるある話の一つです。私も5年、10年するとあんな感じになるのでしょうか。人ごとではありません。
・筋トレトレーニーの必須3原則は筋トレ・食事(栄養)・睡眠ですが、これはなにも筋トレしている人だけに当てはまるわけではありません。特に中高年にはこの原則が必須となります。
ただし自分でもう棺桶に片足を突っ込んでいるなと自覚できる人ははっきり言ってこの原則を守らずとももう好きなものを食し生きていけばいいのではないかと思いもあります。
・1人暮らしの私は死ぬ直前まで1人で歩ける身体でいようと努力しています。もちろん現時点では色々な山々を登ることができる脚力と心肺機能、さらに短距離走者のような体形を目指すことが当面の筋トレの目的です。
・それにしてもJAと農林族の利権のせいで今米が非常に高騰して私のタンパク質食材より高価になっているのには非常に腹が立ちますね。完全に農政の失敗です。日本の農家や消費者はもっと怒るべきです。
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