ライフスタイル

アスリートのケガによる転機と私の残りの人生のライフスタイル

アイキャッチ画像:Health&Natural Beauty

現在進行中の東京オリンピックで活躍しているソフトボールの上野由岐子投手をテレビニュースのハイライトシーンで見てあることを思い出したことがあります。

それはオリンピックが始まる前彼女が出演したあるテレビ番組です。

アスリートのケガによる人生の転機

その内容は、

先のロンドンオリンピック、リオオリンピックでソフトボール競技が除外になったことで、その後のソフトボール競技に対するモチベーションが落ちてしまいソフトボールを惰性でやっていた自分がいた。

その後投手として試合中に打者が打ったボールを顎に直撃して顎を骨折した。

それ以来リハビリしながらも自分のソフトボール人生を見直すことができ、さらに精神的にも強くなった。

という内容でした。

その結果東京オリンピックでの活躍です。また試合当時に39歳を迎えました。

またそのケガには宇津木麗華監督の精神的支えがあったようです。

ちなみに初代の宇津木監督とは同姓ですが現在の宇津木監督は中国出身で帰化した日本人です。初代の宇津木監督に憧れて名字を同じくしたそうです。

結構こういう話は特にアスリートには多いのではないでしょうか。

アスリートは一般の会社員などよりも現役時代は遥かに短く怪我をすれば選手生命もそこで終わってしまうこともあるわけです。

その番組を見て私自身も身につまされるところがありました。

私の筋トレ再考

私の右膝が変形性膝関節症になってしまって日常生活にも不便を感じるようになり登山はもちろん、ジムでも下半身の筋トレができません。

膝の痛みは日に日に軽度になってきたのですがときどきにチクチクと痛みが出てイライラするのです。

いつになったら痛みがなくなるのかさえも誰にもわかりません。

こういった状況下では精神的にネガティブになりがちになります。

それでも筋トレのためにジムには毎週行き、理学療法士のリハビリレシピも毎晩こなしていくと徐々にですが右膝が回復してきた実感を持てるようになりました。

先週からジムで今までやったことがないワンレッグデッドリフトを始める

まず10kgダンベルで恐る恐る10回x3セットでしたが、右脚は1セット目で脚が震えてしまって愕然としました。(右脚は1セットで終了。翌日朝起きると膝痛。)

次の回から左脚は12kgで右脚は自重でやることにしました。徐々にウエイトを増やしていく予定。

さらに今週からジムでトレッドミルをやり始める

以前のような最大傾斜15%ではなく傾斜をつけず5km/hとスローペースで40分間歩き始めました。

多少膝に痛みが出るときもあるのですが我慢して続けると痛みが消えていきます。

帰宅は最寄り駅一つ前の駅から歩き始める

日中は暑いので夕方長く歩くようにしています。それでもリュックを背負っているので背中が汗でびっしょりです。

駅の階段の上り下りも再開する

以前から上りは支障なく上ることができたのですが下りになると膝がチクッとするときがあったので最初は恐る恐るでしたが今では問題なく下りることができます。

今後もできるだけ階段を使用します。

このように少しずつですが長く歩けるようになってきました。

全ては「継続は力なり」です。(私は何度も自身のブログでそう書いています。)

今後のトレーニングの課題は、

・右膝の回復(元に戻ることはありませんが完全除痛させること)

・右脚および下半身全体の筋力アップと更なる筋肉肥大を目指す

・トレッドミルでのジョギングで脂肪燃焼と心肺機能アップを目指す(まずはスローから)

・全身の筋肉が連動して使えるようにする(実践的な身体作り)

この最後の項目の「連動して使える筋肉」を念頭におくことを考えるようになったことがケガによって気づかせてくれた新たな視点です。

私の残りのライフスタイル再考

さらに私の残りのライフスタイルは今まで「筋トレ」「登山」「ブログ」の3本を生活の主軸と考えていましたがこのような事態になったことで再検討し始めました。

登山

登山がもうできなくなると言うわけではありませんが、山で走ると膝がさらに悪化します。

のんびりした山歩きは70歳以降と考えていたので山で走ることができないことは私にとっての登山のモチベーションが半減します。

しかし今後日常生活に支障をきたすような膝の使い方をしたくはありません。ただ歩くだけでも痛くで仕様がなかったあの時期にはもう戻りたくないのです。

となれば登山をやめるか従来の登山スタイルを変えなければなりません。

自然と都会の行き来が私のライフスタイルになっているので登山に変わる自然体験があるかどうかです。それもできれば人が少ない環境下が必要です。

登山を続けるとすれば奥高尾か奥多摩の低山をゆっくり歩くことになるのか。それでも走りたくなりそうですが。

あるいは山に登らず麓を歩き回ることもできるかもしれません。

筋トレ

筋トレは今後も継続的にやりますが従来の種目に加えバランス感覚を強化する種目を増やすつもりです。

例えば今やっている片脚立ちはプラスチックの棒を両手で高く挙げてやっていますがこの棒の代わりにバーベルバーを持ってやりさらにプレートをつけて負荷を増やします。

こうすることで臀筋(大臀筋、中臀筋)だけでなく安定を保つために全身の筋肉を使うようになります。

やり始めたワンレッグデッドリフトもハムや臀筋を鍛える種目ですが膝を曲げるのではなく股関節から曲げるので膝にそれほど負荷はかかりません。

問題はブルガリアンスクワットをどう評価するかです。臀筋やハムを鍛えるためには股関節の可動域を広げることが重要ですがそれに伴って膝も90度曲げなければなりません。

自重程度では問題ないでしょうがダンベルを持ってやると膝に負荷がかかることは間違いありません。この辺は理学療法士に聞いてみようと思いますが、彼らがどの程度筋トレを知っているかどうかにもよります。

ジャンピングランジも全身トレーニングと言っていいのですが膝に負荷がかかります。難しいところです。

近々また理学療法士に会う予定なので聞いてみようと思います。

ブログ

ブログは社会とのつながりを感じる唯一のものであり私個人の生活のはけ口でもあります。

以前のような人のためになるような内容が少なくなってきたと感じるようになりましたがそれでも好きで書いています。

システム上の問題でブログが中断することもあるのですが今後も出来る限り継続していきたいと考えています。

今後の生き方

自分の老後がまだよく見えないと言ったほうが正しいでしょう。健康なうちは何も気に止めないのですがいざケガをしたり病気になったりすると考えるようになります。

しかし自分は今後どう生きたいのかはわかっています。それは「死ぬときまで健康でいたい」と言うことです。これに尽きます。

別に長生きをしたいわけではありません。ひとり者の自己防衛本能です。

そのためにはどうするかが今後の私のライフスタイルなのです。

まとめ

膝を痛めて以来今後の人生についていろいろ考えるようになりました。

ひとり者なのでなんでも自分でしなければならないので健康が第一となります。特にひとり者にとって健脚は大切なアイテムです。

高齢になればなるほど健康第一、筋肉第一、脚力第一となることは前倒しで身をもって知りました。

死ぬときまで健康でいたいが私のライフスタイルなのです。

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