直近3回の登山で右かかとの靴擦れを生じ山へ行かなくても街中を歩いても靴擦れの部分が痛みます。ワセリンをつけても全く効果なし。
100均でかかとの靴擦れ用パットを買って貼り付けていますがそれでも痛む時があります。
別に水ぶくれになっているわけでもなく少し赤くなっているだけなのですが痛むのです。
さらに右足の薬指の爪が出血して黒爪になっています。この爪は過去にも1度黒爪になって剥離しています。
最近になってどうして靴擦れしたり黒爪になったりするでしょう。ちなみに靴はトレランシューズです。
目次
トレランシューズの内側
靴擦れや黒爪の原因を考えるにあたって右足のトレランシューズがどうなっているのかチェックしてみましょう。
上の3写真からはっきり言えることは足が靴の中で動いていることです。
それではなぜ靴の中で足が動くのでしょうか。
トレランシューズの中で足が動く原因
(1)靴のサイズがもともと大きすぎる
(2)靴紐を緩く締めている
(3)足が細くなってきた
(4)購入時に靴のサイズを合わせるために履いた靴下の厚さを薄い靴下に変えた
(5)靴がへたってきた(つまり靴の寿命が来ている)
おそらく上記のいずれかかあるいは全部当てはまるかもしてません。
それでは黒爪になる原因はなんでしょうか。
黒爪になる原因
(1)靴のサイズがもともと小さい
(2)靴のサイズがもともと大きい
(3)靴紐を緩く締めていた
(4)下山時に指を曲げていた
(5)足裏のアーチが筋力低下で落ちて足幅が広くなった
おそらく上記の中に原因があるはずです。
登山靴専門店で聞いてみた
自分の考えを確かめるべく都内の登山靴専門店で2年ほど履いたトラランシューズが最近になってどうして右足のかかとだけに靴擦れが出来たり黒爪(黒爪は過去左足にもできたことはあります)になったりするのか聞いてみました。
その結果が上記の原因に反映されています。
かかとの靴擦れの考えられる原因は(2)と(5)です。
私の履いているトレランシューズは指先の方の靴紐を締めると母子球が痛むので足首の方をきっちり締めて指先の方はきつく締めないでいました。
靴紐は足首の方だけきつく締めてもその他を緩めていると足首の方も緩んでしまうそうです。
その結果靴が緩んで足が動くようになった可能性があります。
また黒爪の考えられる原因は(4)となります。
私は下山時の走り方が下手で少しへっぴり腰になり足指に力が入ってしまって無意識に足指を曲げる時があります。
このせいで足指は「面」で靴と接触するのではなく「点・線」で靴に接触するため指先に負荷がかかることで爪との間に出血を起こすのです。
なるほどと思いましたね。
目からウロコです。
それと(5)の靴がへたってきて寿命が来てるというのも考えられます。
かかとの靴擦れと黒爪の対処法
それではどんな対処法があるのでしょうか。
かかとの靴擦れの対処法
お店のスタッフから上の写真の赤枠の靴紐を取り外しその下の部分から紐を通して締めることを推奨されました。
そうすると足指の方がきつくならずかつ足首の方はきつく締めても緩むことがないのです。
黒爪の対処法
先述のかかとの靴擦れの対処法でも黒爪予防に効果があると思いますが、さらに下山時の下り方(走り方)で怖がってへっぴり腰にならずにもう少し前傾姿勢をとるように努力します。
これって私にとっては難しいのですが所詮「慣れ」なのでなんとかなるでしょう。
まとめ
一般にトレランシューズの寿命を走行距離で表現すると400〜500kmが交換時期のようです。
ランニングシューズは500〜700kmで少し長くなりますがやはりオフロードのトレランになるとその寿命は短くなるのです。
もっともこれも個人差があって700〜1000kmで交換する人もいるようですが。
いずれにしても私はこのトレランシューズを2年ほど履いており今年1月〜4月だけですでに330kmの移動距離ですからもうとっくに寿命が来ているのかもしれません。
登山靴に比べてトレランシューズは動きがハードになるので寿命が短いのでちょっと不経済です。
なんだか勿体無いような気がしてきましたが、もう重い登山靴は履けないでしょうね。
別にトレランナーになるわけでもないのですが山は軽快にサクサク歩きたい性格なので仕方がありません。
上記の点を改善して試してみようと思います。
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