アイキッチ画像:映画.com
今日映画「パリに見出されたピニスト」を新宿のシネマカリテで観てきました。
本当は恵比寿ガーデンシネマで「ウィークエンド」を観る予定でしたが、前売り券を販売しておらず、映画館に問い合わせるとすでに2011年に上映されておりあえて前売り券を販売する必要はないとのこと、さらにレビューを見るとどうもイマイチかと思いやめました。
前日の登山日和に山に行かなかった後悔(時々あります。)からスカっとしたかったのでキアヌ・リーヴスの「ジョン・ウィック」を観ようかそれとも「ホテル・ムンバイ」か「ジョーカー」を観ようか迷いましたが結局無難な上記の映画を観ることになりました。
この映画の事前情報は新聞か雑誌で監督が「誰でもピアノを弾ける場所でピアノを弾いている人の姿を見て、これだ!と思い、電車の中で一気に脚本を書き上げた」と書いてあるのを読んだ(ような気がした)だけで後は全く知らない映画です。
「パリに…」というタイトルはいかにも「パリ」と名がつけばある程度観客数が増えるだろうという日本の映画会社の思惑が見え隠れします。
本映画も予想通り予定調和の映画で、こうなって終わるだろうなぁと思った通りでした。観客はまばら。ゆったりと観ることができました。
母子家庭に育った貧困の少年(未成年)が駅構内の誰でも引くことができるピアノで弾いている姿を病で亡くした子供も持ち、そのせいで妻ともうまくいっていない音楽学院のディレクターに見初められコンクールに推奨される。
しかし金持ちが多い音楽院と貧困育ちの主人公の問題、そのディレターと音楽院院長との経営上の確執。
最後は予定調和でめでたしめでたし。ストーリーはよくある話であり、何か強いインパクトがある映画でもありません。
別に大して突出したものはありませんが、やはり映画というのはどこかに自分と照らし合わせるものはあるようです。
私はその映画鑑賞の時間を1400円足らず(前売り券)で観たことには満足しています。(封切り後も前売り券を売っているチケット屋は結構あります。)
ただし、この映画を観たがゆえに「ジョーカー」をより観たくなったのでした。
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