私は電車に乗っていてもマスクをしないのですが、それは混雑した電車に乗らないからです。ほぼ座れるような(時間帯の)電車に乗っているからです。
不思議と電車内では誰も席やクシャミをしませんね。1週間に1度マスクをして咳をする人に出合うくらいです。
そんな私でも「マスクをしたほうがいいかも」と思わせるのが週3、4回行くスーパーです。
目次
スーパーは新型コロナ感染場所として危険
マスクをしない私でもスーパーではマスクをしたほうがいいかもと思えるほど混雑しています。(今後マスクしようと考えている)
私は基本的に夕方に行くのですが、今週から昼頃外出するようになってわかったのは近くのスーパーでは多くの人が日中出入りしていることです。
昼食、夕食の買い物をするのでしょうが、夕方も勤め人などで結構混みますが日中のほうが混んんでいるようです。やはりお客の主力メンバーは専業主婦や高齢者です。トイレットペーパーを「買いだめ」する連中ですね。
レジ係との会話で飛沫・接触感染
現在レジの前には飛沫感染防止用に厚めのビニールシートが掛かっています。
コンビニでもビニールシートがかかるようになりましたが、なぜこのようなシートが必要かというとレジ係とお客の二言、三言の会話があるからです。
さらにレジ係に色々と質問するお客がいます。これは特にボケ始めた高齢者に多い現象です。
先日もレジでお金を支払う時私の後ろにいた女性の高齢者が喧嘩腰にレジのスタッフに怒鳴っていました。
なんだろうと思って振り返るとその女性が財布の中にあるたくさんのカードからスーパーのポイントカードを探していたようです。
しきりに「何色、何色」と怒鳴っていました。なんでこんなことで偉そうに怒鳴るのかわかりませんが切れる高齢者は男性ばかりではないのですね。
こういう人が飛沫が発散して近くにいる人に直接かかる飛沫感染の可能性が高いです。さらに相手の顔にかからなくても衣服や周囲のものに飛散した場合にその物に接触すると接触感染になってしまいます。
レジ係の人にとって非常に怖い話です。近くにいた私にとっても同様です。こういうときやっぱりマスクをしたほうがいいかなと思ってしまいます。
注)全ての人が無言で咳もクシャミもしなければレジ係だけマスクをすればいいのです。私はスーパーでは100%無言です。「ポイントカードはお持ちでしょうか?」と聞かれても首を横に振り「レジ袋は必要ですか?」と聞かれれば首を縦に振ります。
むき出しの野菜や果物が危険?
人から人への感染も心配ですが、私が心配なのはむき出しの野菜や果物です。
ピーマンやもやしなどはビニールの袋に入っていますが、ブロッコリーや長ネギ、大根、キャベツなどはむき出しのままの場合が多いのです。
誰かが手で触って買わないでまた元に戻す場合もあるでしょう。
リンゴもむき出しです。皮をむけば問題ないのですがリンゴは皮もしくは皮直近の果実に栄養分があるので私は皮つきのまま食しています。
飛沫したコロナが付着すると最低でも数時間は生存(活性化)すると言われてます。
水洗いで問題なしという医師もいますが、手は必ず石鹸で良く洗いましょうと言われているのに食べ物は水洗いで本当に大丈夫なのでしょうか。
日本より新型コロナウイルスの感染防止に成功した台湾の医療従事者の話では、野菜に付着したウイルスは流水で洗えば80〜90%落とせるそうです。
また理論上は野菜に48時間以上留まるらしい。
キャベツなどは外側の部分をむいてから調理することが必要です。
さらに野菜は少なくとも「生」で食さないことです。
私は毎晩キャベツやピーマンを電子レンジでチンして食するのでウイルスがいたとしても滅菌されるだろうと思ってあまりよくは水洗いしないのですが。
新型コロナウイルスの生存期間
ちなみに新型コロナウイルスの生存期間についてアメリカの研究機関が実験した結果が下記の通りです。
空気・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3時間
銅の表面・・・・・・・・・・・・・・・・・4時間
ボール紙の表面・・・・・・・・・・・・・・24時間
プラスチックの表面・・・・・・・・・・・・2〜3日間
スレンレスの表面・・・・・・・・・・・・・2〜3日間
(注)上記は研究室内でのデータでその他の場所と同じ結果になるかは不明です。
もともとスーパーの野菜は農薬で危険?
新型コロナウイルスでなくてもスーパーで売っている野菜は健康にとって安全ではないという人も以前から多くいました。
それはどうしてでしょうか。
野菜栽培に農薬(化学肥料、除虫剤)を使っている
日本の農家では様々な農薬を使用しています。海外と比べても農薬の使用量が多いようです。
ちょっと古いのですが2010年のデータでは中国>日本>韓国>オランダ>イタリア>フランスの順に農薬を多く使っています。
農薬・化学肥料に含まれる硝酸塩が問題になりその量が多いとアレルギーになると言われています。
野菜などの植物は、硝酸塩やアンモニウム塩から根から吸収して窒素を取り入れ、光合成でできた炭水化物からアミノ酸やタンパク質を合成しています。
また吸収する硝酸塩などの量が多かったり日光に当たらなかったりすると、吸収された硝酸塩はアミノ酸やタンパク質に合成されずに残留すると考えられています。
しかし硝酸塩は自然界に多くあり野菜を含む植物を育てる土にも多く含まれています。
中国の農薬の多使用は中国の国内外で有名で中国の一般家庭では野菜を洗剤で洗ってから調理しています。
農薬の他にも化学肥料、除虫剤を使用して野菜などを栽培することを「一般栽培」とか「慣行栽培」とか言います。
これらの薬品が野菜に付着または残存しているのです。
しかし多くは水洗いで大丈夫というのですが中国産の野菜が多い現在本当に大丈夫なのでしょうか。
なぜ農薬を使用するのか
それではなぜ農家は大量に農薬を使用するのでしょうか。
<植物(野菜)の成長プロセス>
(1)微生物を含んだ家畜糞や油カス(大豆をしぼったもの)などの有機物を土に混入する
↓
(2)微生物が有機物を分解
↓
(3)リンや窒素(無機質)に変換
↓
(4)無機質を吸収し光合成を行う
↓
(5)植物(野菜)が成長する
・化学肥料無しのプロセス:(1)〜(5)のプロセスが必要
・化学肥料有りのプロセス:(4)〜(5)のプロセスだけで良い
農薬(化学肥料)はリンや窒素などの無機質を含んだ化学物質なので(1)〜(3)のプロセスを省くこと(微生物の必要がない)ができ、かつ成長スピードを早めることができるので非常に効率的なのです。
しかしその農薬が野菜に多く残留するとそれを食する人の体内にも残留します。その結果腸内にいる1,000兆個(約3万種類)あると言われる微生物に殺傷したりして腸内環境の悪化を招きます。
それがアレルギーや免疫疾患という形で現れるのです。
有機野菜は安全か?
それでは農薬を使わない有機野菜は安全なのでしょうか。
有機野菜というのは土や有機質肥料で育てられるのですが、その有機質肥料の製造過程の問題がある場合があります。
有機質肥料は主に家畜糞、油カス、腐葉土を原材料としてこれらに含まれる微生物を利用して発酵させるのですがこの発酵が不十分ですと、有機質肥料に大腸菌などの病原菌が残存する場合があり食中毒の原因になります。
その対策としては十分な水洗いや加熱すれば問題ないと言われていますが、サラダ等に生で食する場合には水洗いが不十分だと問題が起こり得るのです。
さらに有機栽培は国が認めた農薬を使用していいことになっていますので必ずしも有機栽培=無農薬栽培とは限らないのです。
まとめ
・スーパーではできるだけ一人で行く
・スーパー内では極力会話をしな
・有機栽培で微生物発酵が不十分な場合、有機物肥料に大腸菌などの病原菌が残留する場合がある
・化学肥料に含まれる硝酸塩は自然界の土にも含まれる
・硝酸塩が過剰であれば野菜に残留する
・過剰な硝酸塩の摂取によってアレルギーや免疫疾患になる可能性がある
・有機栽培では国が認めた農薬を使用しても良いことになっている
・生野菜には除虫剤の付着している可能性がある
・野菜の形状、色などから農薬や除虫剤などを使用しているかどうかわかる
・アレルギーや免疫疾患の方は自分の食する野菜や果物を再チェックする必要がある
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