先月末急用ができて実家のある札幌へ行ってきましたが、実家は数ヶ月前からTVが故障しラジオを聴いていると聞いていましたが、行ってみて本当にラジオだけの生活でした。
地元の放送局の(私が)名前も知らぬパーソナリティの会話を聴きながら食事をしたりPCでネットサーフィンをしていましたが正直ちょっと家の雰囲気が暗いと感じました。
もともと暗い話の用事だったのでなおさらそう感じたのかもしれません。
帰京してTVをつけながらPCで動画を見るという普段の生活に戻ってやっとホッとしました。
一体今時ラジオなんて誰が聴くのでしょうか。
radikoというアプリでラジオが聴ける
私は当然のことながら?過去も現在もラジオを持っていません。
ただしradikoというアプリをスマホでダウンロードしているので一応ラジオを聴くことはできます。
なぜradikoをダウンロードしたかというとTV番組があまりにもつまらなく、かつTBSラジオの昼前後から放送する「ジェーン・スー生活は踊る」という番組の中のリスナーからの相談コーナーが面白いという記事をどこかで読んだからです。
このジェーン・スーさんは毎回雑誌(週間朝日かアエラ)でときどき面白い記事を書いていることもダウンロードするきっかけになりました。
しかし正直言って期待したほどではなくすぐ聴くのをやめてしまいましたがたまにブログ記事でフゥフゥしているときに喫茶店でPC経由でイヤホンをして聴くときがあります。
AMラジオは2023年か2028年に撤退!?
私は日中は毎日外出しており夜になってTVを一応ニュース番組を中心に横目で聞き流ししつつPCでネットサーフィンをしたり動画を見るのがメインとなっています。
ちょっと調べるとAMラジオの全盛期は1991年でその営業収入は2000億円を超えていましたが2017年には60%減の700億円程度まで落ち込んだそうです。
そして結局AM放送は今後FM放送に集約する方向になるつつあり2023年もしくは2028年には撤退する計画がああるのです。
放送局の免許は5年ごとの更新になるのでまず2023年に一部の地域でAMラジオの放送停止を行う実験をする予定です。
もっともFMがつながらない地域もあることから中継地の整備も必要になることから親局はAM放送を停止しない方針というのもありそうです。
今やTVでさえ視聴率が低下し営業収入が落ち込んでいるのですからラジオなどなおさらでしょう。
東京のフジテレビなどいつ撤退してもおかしくない経営状態です。
新聞も同様です。早期退職者を募集したり支局を閉鎖したりする大手新聞社。
それでも未だに見栄をはって夕刊紙を発行しています。
時代はデジタルで紙の時代ではないのです。紙と言えば出版社も同様です。
TV、新聞、書籍、ラジオを比較するとラジオが一番マイナーな業界と言えるでしょう。
それでもラジオが好きで聴く人は今日も聴いているのでしょう。
私はラジオといえば学生時代にニッポン放送のオールナイトニッポンを聴いていたくらいで社会人になってからはほとんど聴いたことはありません。
昔は深夜1:00に放送開始でしたが今では夜10:00から放送しているようです。
ラジオはおそらく自営業、専業主婦、学生の一部の人たちが未だ聴いているのだと思います。
そして見逃せないのが高齢者の存在です。
眠れぬ高齢者のためのラジオ深夜便
ラジオを聴く人の中には高齢者もいます。高齢者の中には夜なかなか寝付けない人たちが世の中にたくさんいます。
そういう人たちはラジオがお友達なのです。
中でもNHKのラジオ深夜便は毎日1年365日休まず生放送で聴くことができます。
AMとFMで聴くことができるのでAMが撤退してもFMで聴くことができます。
さらにみなさまのNHKですからAMも残すかもしれません。
ジムでの筋トレが私の生活の一部であるように眠れぬ高齢者のとってはラジオ深夜便が生活の一部なのです。
眠れぬ高齢者の方で毎晩ラジオ深夜便をお聴きの方はご心配なさらないように。
VOICYが静かなブーム?
音声で面白い、ためになる話はvoicy(ボイシー)で聴くことができます。いろいろなタレントや文化人などが参加しています。
youtubeはブログにとって代わりつつあると言われていますがyoutubeは継続が大変です。ブログのように気楽にはできませんのでいつまでyoutuberが生き残るのか不明です。
その点voicyは音声だけですのでyoutubeより気楽であり字を読むのも面倒くさいという今どきの現在の若者ではブログより浸透性は高いでしょう。
有償、無償のvoicyがあり無償のものは何度でも再生が可能です。
私も何度もこのvoicyを使って面白い話を聞いています。
時代は変わってゆくのですね。
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