社会

日本国内では非難され海外では同情される不思議な真子様のご結婚

アイキャッチ画像:中スポ

秋篠宮家の真子様が小室さんと結婚しました。

皇居前では結婚反対のデモ行進がTVに映し出されたときは非常に驚いたのものです。

そしてニューヨークで弁護士になる小室さんと新生活を始めるはずだったのですが小室さんが弁護士試験に落ちてしまいました。

来年2月に行われる弁護士試験に再挑戦することになるかと思いますが、この2月の試験は1回目より難関という評判です。

弁護士資格がないと弁護士見習いとして数百万円の年収で東京よりはるかに物価の高いニューヨークで生活をしなければなりません。

もしくはまた支援団体が出てくるかもしれませんが。

もし再度落ちるともうニューヨーク州の弁護士になるのは無理というのがこの州の弁護士試験に合格した日本人弁護士の意見です。

アメリカは日本と違い各州ごとに弁護士試験がありニューヨーク州かカリフォルニア州の弁護士資格を持つとそれなりに需要があり飯を食っていけると言われています。

ネットでは当面の間真子様の預金1億円が頼みの綱になるだろうということですが、1億円もお持ちだったですね。

日本の皇室は質素というより地味過ぎてあまりお金には無縁と思っていたので逆に安心しました。

皇室より派手な生活をしお金を浪費している日本人はたくさんいますから。

もっとも他国のロイヤルファミリーは皇室もっとたくさんお金を持っているでしょうけど。

タイ王国のご子息がかなりド派手な生活を送っている様子。

またイギリスも同様でエリザベス女王など不動産女王ですから。どれだけ土地を所有していることやら。

それにしても未だに小室さんや真子様のご結婚に反対している人やどうやってこれから生活するつもりだなんてsnsや週刊誌で叩かれているのを見るとやれやれといった感じです。

結婚前は皇居で結婚反対のデモ行進が行われたのをTVで見て大変驚いたものです。

どれだけ暇なんだこの連中は。

最近もニューヨークタイムズに”It is tough to be a royal woman in Japan”というタイトルの記事が載っていました。

記者名は2人で日本人かルーツが日本人のようです。

日本の結婚後の別姓問題などを踏まえて日本にはまだまだ男女性差別があることを言っています。

ニューヨークタイムズはあまり日本のことを良く言わないので日本人からするといやらしい新聞なのですが今回はこの2人に同情的です。

私も前回ブログで書いたように2人の好きなようにさせればいいのではと思っています。

小室さんの母親の金銭問題があったとしてもそれはあくまでも母親個人の問題です。

皇室の女性は結婚後皇室から離脱する仕組みである以上結婚すればもはや一般人なのですからそっとしてあげればという気持ちが私の気持ちです。

あとの生活はご本人の問題でしょう。

なぜこの結婚問題がここまで大きく取り上げられるのかというと日本人の皇室に対する理想像(イメージ)があるからです。

若い世代を含め日本人は皇室に対して超保守的です。

つまりこうあって欲しい皇室像というのが「伝統を重んじ、質素で、政治に左右されない、学究肌で、いつも笑顔で、国民に愛されて」なんてことなのでしょう。

しかしこんな人間世界中のロイヤルファミリーにいますかね。

日本の皇室は1000年以上の歴史があり世界最古のロイヤルファミリーです。

皇室の重要性は「皇室はなぜ世界から尊敬されるのか」(西川恵著、新潮新書)にも書かれています。

外交上では日本の元首はあくまで天皇であり首相ではないのです。

そのため日本の首相では到底歯が立たない皇室の外交力というものがあることは事実です。

その外交力は日本国民が思う以上の力があり日本の皇室のあり方にうるさい人間が出てくるのもうなずけるところではあります。

しかし、それはそれとして皇室にも人権というものが存在すべきでしょう。

皇室としての仕事と個人の生活があるべきです。

そして結婚に関して天皇候補に直結する場合を除き日本の国民は彼ら個人の考えをもっと重視すべきです。

世界にはいろいろなロイヤルファミリーがおり全ての人間が品行方正なわけではありません。

また王室の人間が結婚するときはその国民はその王室の個人の意見を尊重しているはずです。

私にはこの結婚騒動は一部の日本国民のやっかみとしか思えないのです。

そしてこの結婚がうまくいってもいかなくてもそれはこの2人の問題に帰結すべきなのです。

社会不安が高まるとこういうことが起こってくるのです。

今回の場合はコロナ禍により生活不安が大きいでしょう。

自己の不安・不満を何処かにぶつけたいのです。

小室さん、真子様の結婚はまさにうってつけの材料だったのです。

なぜなら自己の鬱憤をぶつけれもどこからも非難されないのですから。

それを非難する人たちはよく知っているのです。

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