この間、探検家、写真家の石川直樹とトレランのプロランナーの石川弘樹を混同していたことがわかり、早速、石川直樹(作家石川淳の息子)の本を読んでみました。
「すべての装備を知恵に置き換えること」(集英社文庫)
1977年生まれの彼は、世界の7大陸最高峰を登り、北極、南極はもちろん、アフリカ、南米、インドなど世界の辺境という辺境を旅している。
気球、カヌー、スキー、自転車、車といろんな交通手段を駆逐して。
国内も北海道から沖縄まで色々な場所に行っている。
17歳で現状の環境に鬱屈し、インド旅行を敢行。
それ以来国内外のいろんな場所へ行ったらしい。
大学も夜間へ行って、最終的に東京芸大で博士号を取った。
「なぜ危険な思いをして山を登るのか」「なぜ旅を続けるのか」との質問に、
「面白いからに決まっているじゃないか」
「予測できる未来ほどつまらないものはない」
と答える。
まあ、そうだ。
でも、41歳にしてこれだけ世界中のいろんな場所に行って、今後どこへ行くのだろう、どこへ行きたいのだろう。
何にインスパイヤーされてこんなに旅をするのだろう。
「予定調和なんか真っ平」と言うが体を動かなくなったらどうするんだろう。
まだ41歳だからそんなことは考えないだろうけど。
まぁ、どうなるか分からないから面白いのだろうね、彼にとっては。
自分もずっとそう思ってきたけど、この歳になってくると自分の人生の先が見えてきた感がある。
でも、そう思っているだけで実際はどうなるかだけもわからない。分からないから不安になる。
でも、それを不安と感ずることなしに面白がればいいんだろうね。
なんとなく納得。
上記はこのブログを開設する2年近く前に書いた別のブログからの抜粋・一部修正したものです。
このブログを改めて読んでなんだか随分自分も若かったんだなぁと感じます。彼は40代前半で人生の折り返し地点に立ち、今年で62歳になる私はサードステージに立っています。残り余すところ20年。遺伝的に男が短命な家系なので20年も生きられるかどうかは全く不明。
私は、動けなくなったら(人生)おしまい、と決めています。
それでも「行き先がわからないから面白い」「予定調和は真っ平」なんて思う気持ちは私も同じように持っています。
しかし、現実には思う気持ちと実際に行動することが一致しないのが悩みの種なのです。行動力・実行力の欠如。
残り少ない預金を考慮して節約して慎ましく小さく生きている自分。情けないですね。これが本当に自分か、なんて時々思ってしまいます。もちろん、紛れもなく自分なのですが。人間が小っちゃい!
ガンガン行きたいところへ行けばいいのに!
太く短く生きるんだ!なんて言っていたのは誰だっけ?
このまま生きていくと70代になっても同じような感じで生きていくのかもしれません。それだけは避けたいものです。
いつまでも上記のような気持ちを持てる人でありたいと思っています。
自分に喝!
追記:以前自分のブログで「自分のブログは排泄物のようなもの」と書いておいてまたその排泄物を見ているというのは、どういうものなのでしょうか。
私は、健康管理のために大腸の状態を知るべく毎朝トイレで自分の排泄した大便をチェックしています。便の太さ、色、長さ、硬さ、臭いの5つです。
以前は直腸あたりに残便感があって心配したのですが、毎朝、簡単な味噌汁(なめこ、わかめ、刻み油揚げ、ねぎに水を入れ電子レンジでチンしてタニタの減塩味噌を溶かして食します。
それとヨーグルト(現在は、砂糖不使用のプレーンギリシャヨーグルト)も夜摂取しています。「高タンパク質のギリシャヨーグルト」を参照願います。
これが功を奏したのか毎朝大便がちゃんと出るようになり、先日は太さ5cm、長さ30cm近く、黄褐色、それほど臭わない、これだけ出たことさえわからないほどの柔らかさ(にゅるゅっ〜とでました)でした。最高の大便です。
しかし、いつもこのような大便が出るとは言えないところが大腸管理の難しいところです。私は毎晩晩酌するのでアルコールも影響を与えていると思います。
また、便意がなくとも定期的にトイレに行く習慣をつけることも大事。したいと思わなくとも「にゅるゅっ」と出る時があるから不思議。
なんだかメインの話からズレてしまいましたが、まぁ勢いということで。
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