退職以来まだ確定申告なるものは提出したことはありません。今年、市役所から都民税・市民税の申請書が送られてきて「なんじゃこりゃ」ということで市役所へ行きました。どうも私が確定申告書を税務署に出していないので代わりに市役所からこの申請書が届けられたとわかりました。
そのため、一度は税務署へ行って無職の私が確定申告書を提出する必要があったので昨日、地元の税務署へ行ってきました。
地元の税務署は、都下の3つの市をカバーしているようですが、その割にはこじんまりしていて窓口に数人いるだけです。話によると、確定申告時期には外で長蛇の列になるそうで、やっぱり来て良かったと思いました。20分ほど待たされ、年配の男性が現れ私の担当となりました。
いろいろ聞いたのですが、どうも地頭の悪い私は一度では全部理解できませんでしたが、一応わかったことは下記の通りです。
私の場合は、今年61歳で無職、今年から個人年金開始という設定です。
・無職は白色申告となる
提出する書類は、「確定申告書」と「支払い調書」
・提出する書類は「確定申告書」と「支払い調書」を提出となる。この支払い調書は、源泉徴収書の証明書となります。
・私の場合は、個人年金が今年から支給され始めたので、雑所得となって所得税の対象になるようです。しかし、公的年金(厚生年金など)は、「年金所得者に係る確定申告不要制度」ができて、「公的年金等の収入が400万円以下であり、かつ、その公的年金等の全部が源泉徴収の対象となる場合において、公的年金等に係る雑所得以外の所得が20万円以下であるときは、所得税等の確定申告は必要ない」とのことです。
また、私は厚生年金の受給にはあと4年後になるので今は関係ないことになります。それにしても公的年金が400万円ってどういうこと?月にすると33万円強!こんなに年金貰う人いるの?よほど高額年収だった人か、あるいは昔の年金はこんな感じだったのか、何れにしても今70歳以上の人たちだろうね。私は、この半分ももらえない。いろいろ紆余曲折した人生だったし、シングルなので不利なんですよね、厚生年金は。
したがって、しばらくの間は、個人年金とわずかばかりのゴミのようなネットライティングが収入となります。また、私が目指しているブログでの広告収入などはあっても早くても1、2年後の話です。
・給与所得が65万円/年に満たない場合は、給与所得控除の対象となります。さらに、38万円の基礎控除が加わり、年収が65+38=103万円以下の場合は所得税の対象外となります。ここで、基礎控除とは、すべての納税者を対象に無条件で差し引く所得控除のことです。
・ただし、医療控除やあらかじめ源泉徴収を引かれている場合などは、還付金が発生する可能性があるのでその場合は、確定申告した方がいいらしい。例えば、出産、入院など。
・ブロガーも個人事業主として申請して税金を支払わねければならいそうです。そうしないと時々税務署のチェックが入るそうです。ブロガーは、大きな利益を上げている人で数百万から数億円の年収があるようです。世界ではもっと多い年収の人がゴロゴロいるようです。この人たちは税金を支払っているのでしょうか。
・ネットライティングを茶店で書いており、さらに、スマホをテザリングで使う場合があるのでこういった茶店代や通信費は必要経費の対象にならないのか、と聞いてみると、笑って、喫茶店が必要経費になるかどうかは微妙なところでしょう。通信費は、全体のどの程度がネットライィングにかかっているかによるので、例えば通信費x20%とか30%とかになるでしょう、とのことでした。(←超しょぼい収入なのに聞いてみました。実際の収入を話すと笑っていました。申告なんていらないんじゃない、てな感じでしょうか。)
税務署に確定申告しない場合は、市役所へ提出する必要あり
・私の場合は確定申告しなくてもいいようで、しかし、その場合、市役所に確定申告書を提出しなけなばならないそうです。やれやれです。結局はどちらかに確定申告書を提出しなければなりません。また還付金の可能性がある場合はやはり出した方がいいでしょう。
e-Taxが便利に
・e-Taxがあり、メールで確定申告ができるようです。しかし、これまではマイナンバーカードとICカードリーダライタという外付けの装置が必要になっていました。そのため2019年1月から税務署に運転免許証などの身分証明書を持って手続きすれば、これらは不要となって、税務署が発行するID、パスワードを使ってネットで確定申告が提出できます。しかも源泉徴収証明書等の提出は不要で自分で「保管」しておけばいいことになりました。
うーん、この間40分ほど。疲れました。まだまだ確定申告の中身がよく理解できていないので一度は税務署に申告書を提出しないといけないだろうなあ。
何と言っても会社員時代からファイナンスは大の苦手だったので。
上記は、私がそう理解しただけで正しいかどうかは別です。悪しからず!
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