アイキャッチ画像:映画.com
最近は病院、リハビリ、歯科治療、ジムといろいろ動き回っているので何かゆっくりしたいなぁと思い映画を観ることにしました。
ところが観たい映画がほとんどなく目についたのがアップリング吉祥寺の「ザ・フー・アット・キルバーン 1977」でした。
ザ・フーはイギリスのロックバンドというのは知っていましたがほとんど聞いたことはありませんでした。もちろんLPやCDも買ったことはありません。
しかし1977というのがキーワード。私が大学に入学した年です。
何かの縁かなと思って観ることに。
結果は大変つまらなかったです。やはりコアのザ・フーファンでないとつまらなく思うでしょう。
この映画はロンドン北西部キルバーンのゴーモント・ステート劇場でコンサート映画のためのスペシャルライブです。
私が全くつまらないと思ったのはボーカルの歌声が想像を超える下手さと当時のはロックパンドにありがちな単調なパフォーマンスなので飽きてしまったのです。
ギターの人はおそらくギターテクニックが自慢なのでしょう。ボーカルより目立つパフォーマンスをしておりステージの中心はギターとドラムスといった感じです。それと対照的なのがベースでカカシのように無表情で突っ立ったまま演奏していました。
ボーカルのパフォーマンスもやたら膝を高く上げたりステージをグルグル回ったりマイクを振り回したりするだけ。ビジュアル的に優れているわけでもなく他にいなかったのかと言いたいくらい。
まあ、酷いものでした。
こういうことを言うとザ・フーのファンからは苦言を呈されるでしょうが私とは全く合いませんでした。
1時間ちょっとの映像でしたが退屈で途中で出ようかとさえ思いましたがチケットが一律2,000円(通常私はシニア券で1,300円)とバカ高く出るに出れませんでした。詐欺に遭ったような。
ちなみに私は高校生、大学生時代はレッド・ツェッペリン、エアロスミス、スージークアトロ、スコーピオンズなどのファンでアンチ・ビートルズでもありました。
会場はミニシアターで60-70の座席数。そこに20名程の観客。ほとんど高齢者と思える人たちで私の隣に座っていた男性は70代じゃないかな。仕切りに足でリズムを取っていたのでファンの方でしょう。
また、30歳前後の男女がそれぞれギターケースを背負って入ってきたのでこの人たちがザ・フーの音を聞きどう思ったか聞いてみたかったなぁ。
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