登山

 

更新: 2019.07.10

登山にはどっちがいい?トレランシューズとローカットの登山靴

私が今登山時に使用している靴は、スポルティバの「アキラ」というトレランシューズです。先日の大菩薩南下縦走の時にも使いました。

購入したお店での履きごごちは良かったのですが、いざ山で使ってみると足指が締め付けられるような感じで足裏の前部が痛くなり閉口しました。特に左足がそうでした。

スポルティバは足幅が私のように細い人向けなので気に入っていたのですが、今回は「外れた」かと考えてしまいました。

ひょっとしたら紐で締め付けすぎたせいかと思い、足指に近い部位の紐は締め付けず、足首に行くに従って締め付けるように紐を結びました。

その結果足指から足裏前部に痛みがなくなってきました。なるほど靴前部の幅が予想以上に狭かったのだのでしょう。

しかし、今はローカットの登山靴の購入も検討しています。その理由は下記の通りです。

トレランシューズを使用するとき

個人差はあると思いますが、日帰りで登山できる山、たとえば奥多摩、丹沢、大菩薩系の山々であれば、登山靴は不要です。トレランシューズの方が軽快に歩くことができます。

初めて登山する人が登山用品店で靴選びをするときにはどの山を想定しているかによってスタッフの推奨する靴は異なってきます。

上記の山々であれば、お店のスタッフはおそらく無難にミッドカットの軽量な靴を推奨するのではないでしょうか。

それでも問題ないのですが、今は色々なローカットの登山靴も出回っています。

八ヶ岳、アルプスなどの高山を想定しているのであれば、最初にミッドカットを購入し、何度か色々な山へ行くと自分の好みの登山スタイルがわかってくるはずですのでその時新たな靴を選択するのが自然です。

私の場合は、最初トレランシューズを購入したように記憶しますが、結局ミッドカットの登山靴(スポルティバのアプローチ)を購入して高尾山を登りました。

もともと雑誌を見て山岳を走りたかったのが登山を始めるきっかけでしたが、いろいろ情報を集めるに従ってトレランするために必要な山の知識・体力が共になく、かつ当時ぽっこりお腹の私には無理だろうと断念しました。

後で高尾山ならローカットの登山靴やトラランシューズで十分だとわかりましたが。小学生の遠足コースにもなっています。ミッドカットで登った自分が恥ずかしい!

登山靴を使用するとき

3000mクラスやテント泊ではまだトレランシューズを使用したことがないのでその状況下でトレランシューズが自分にとって適切かどうかは何とも言えません。

歩き方の問題もあるのですが低山でも下山するとき岩場などを歩くと足裏が痛く感じるときもあります。

その理由は、トレランシューズはアウター(靴裏)が登山靴に比べて軟らかいのでテント装備でザックが重くなると足裏にかかる圧力が大きくなり、慣れないと足にダメージを与えやすくなるからです。

しかし、同じ登山靴でもミッドカット、ハイカット、ローカットのタイプがあります。国内の山では雪山でない限りハイカットの登山靴はもはや必要ないと個人的に思います。

出典:キャラバン:手前からローカット、ミッドカット、ハイカット

低山であればローカットの登山靴で十分です。高山でも小屋泊もしくは日帰りではローカットの登山靴でもいいと思います。

ただし、テント装備ですとミッドカットが無難といえば無難です。

これは個人の体力・技術力に負うところが大きく、トレランシューズでテント泊縦走する人もいますので。

例えば、私はミッドカットの登山靴で八ヶ岳、奥秩父、南アルプスでのテント泊の経験がありますが、トレランシューズでは足裏が痛くなるのではとちょっと不安になります。

しかし、ミッドカットは必ずしも必要はないと思っているので一度ローカットの登山靴を購入して使用してみようかと考えています。

トレランシューズとローカットの登山靴の違い

ブロックパターンの違い

ブロックパターンは靴裏の凹凸部分の形状を言います。

トレランシューズ:溝が比較的深くぬかるんだ地面にも対応できます。
トレランシューズ:溝が浅くロードを快適に走るタイプで下山時滑りやすい

トレランシューズでもロード(整備された道路)を走ることを前提にした凹凸の小さい(溝が浅い)タイプと山間部のぬかるんだ登山道を走ることを前提する凹凸が大きい(溝が深い)タイプがあります。

さらに、アウター前部は登り用、後部は下山用(ストッパー)のブロックパターンになっている場合が多いのです。

形状としては、アウター前部は逆さV字型、後部はV字型になっています。

また、土踏まずのないトレランシューズはロードを走ることが前提で、土踏まずがあるシューズは下山時のストッパーの役目をします。

もともとゲーターを装着するために土踏まずを作ったのかもしれませんが、この部分がストッパーの役目をしていることは確かです。

一方ローカットの登山靴は基本的に日帰りハイキング用もしくはタウン用でブロックパターンも比較的凹凸が浅い場合(トレランシューズのロード用に似ています)が多いのです。

ローカット登山靴(アウターがトレランシューズより硬くできています)
ローカット登山靴(アウターが溝が深いタイプ)

しかし、中には岩場を想定したタイプもあり、登山専用に使用する場合は、この凹凸は深いタイプを選定します。

・アウターソールの硬さの違い

トレランシューズは走ることを前提にしているのでマラソンシューズとローカットの登山靴の中間に位置します。

したがって、アウターソールはマラソンシューズより硬く、ローカットの登山靴より軟らかいのです。

したがって、岩場などが多い山を歩く場合は慣れるまでローカットの登山靴の方が無難でしょう。

寿命の違い

これは明らかに登山靴の方がロレランシューズより寿命が長いのです。

トレランシューズは軽量が重要課題なので素材が薄く損傷がしやすいのです。走行距離が400〜600kmに達すると交換する時期と言われたりしますが、トレランをする人は月間200km走る人もいて年間何足も交換します。

したがって、山岳マラソンをするのでなければローカットの登山靴のほうが経済的です。

しかし、一番いいのは使用目的によって(登る山によって)トレランシューズとローカットの登山靴を使い分けて利用することです。

重量の違い

同じローカットでもやはりトレランシューズは素材が薄く軽量にできているのでローカットの登山靴より軽量です。

防水仕様は必要か?

ローカットの登山靴やトレランシューズでも防水仕様(ゴアテックス)があります。

ミッドカットの登山靴は今ではほとんど防水仕様だと思いますが、トレランシューズでも防水仕様のものがあります。

これは、初めから雨天や積雪期に走ることを想定しています。しかし、多くのトレイルランナーは防水仕様を使いません。

防水仕様は外部からの水の浸入は防げますが、内部からの汗の排出に難点があり、蒸れる恐れがあります。

ローカットの登山靴では防水仕様を購入しても問題ないと思います。雪のない冬季に登山する場合にローカットで防水仕様の登山靴は足の冷えをある程度防いでくれます。

まとめ

どの山へ行くのか、どんな状況下かによって登山靴を選択しましょう。

中低山を軽快に歩きたい場合は、トレランシューズもしくはローカットの登山靴。

岩場の多い高山、テント泊の場合はミッドカットの登山靴。

登山での体力・技術力があれば、高山、テント泊縦走でもローカットの登山靴もしくはトレランシューズはありです。

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