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やっとというのかあっという間にというのか東京オリンピックが閉会しました。17日間あったそうな。
閉会式は当然見る気もなく見ませんでしたがその後の視聴した方々の記事からやはり見なくて正解でした。それでもテレビの視聴率は高かったそうです。この辺が不思議の国、日本です。
長々と二時間以上もつまらないイベントを次々にやって途中から海外選手たちは選手村に引き上げていったそうです。
そりゃそうだろうね。外国選手として本音は早く閉会式を終えて（東京の）街に繰り出したいとか早く帰国したかのどちらかでしょう。
スポーツ種目あれこれ
私は東京オリンピックの開催自体に反対でしたが、始まって見ると日本のサッカーや卓球を見てしまった自分に驚きました。
あれほど反対していたのになぜ見るのだろうか、と。
やっぱり日本人の活躍を見たいのでしょう。特にメダルが取れそうな試合は。唯一最初から最後まで見た試合はサッカーで日本vsスペインの準決勝戦でした。残念ながら最後の最後で負けてしまいましたが。
オリンピック初参加の空手も期待を込めて見ましたが私が知っている昔の空手とちょっと違ってました。
大きな声の気合だけ（パフォーマンスだけ）が目につき大して面白くもなくもうがっかり。
腰から上しかポイントにならないようで下段蹴りは無効のようです。下段蹴りの方がより実践的だと思うのですが。
柔道の方がずっとマシな感じです。チャンネルを変えてしまいました。
フェンシングも対戦相手に後ろ向きになりながら剣で自分の背中をかく様に相手の胸につこうとしていた選手がいましたがそれでも上半身のどこかににタッチできればポイントになるようです。
これで相手が死にますかね。
空手で金メダルを取ったのは男性の型の部門です。この沖縄出身の選手は以前オリンピック前にテレビで目力に力を入れていると言っていたので驚きました。こいつ馬鹿だなと思いました。要は目で威圧するという意味なのでしょうが、空手って本来そんなものだったのでしょうか。
また組手の日本人選手はひ弱そうで強そうに見えず本当に日本代表なのか疑わしくなったほどです。
次回のパリオリンピックでは空手は参加対象外になっていますがこんな空手だったら不要です。
剣道をオリンピックにと言う声も聞きますが関係者にはネガティブな声も多くその理由は剣道の精神がオリンピックによって歪められるのではと言う危惧感があるからです。
柔道がJUDOになってジャケットレスリングと言われた様に剣道がKENDOになってフェンシングの様に単なるポイント制になってしてしまう恐れです。
日本ではほとんど中継されなかったテコンドー（韓国空手）もかねてより「押しくらまんじゅう」だとか「フラミンゴダンス」だとか揶揄されていましたがゲーム性が高くなるとそうなってしまうのでしょう。
ちなみにテコンドーは韓国発祥と韓国人は言っていますが、元々は日本の空手をモデルにしています。第二次世界大戦の時に日本の軍人として従事していた韓国のリーさんが戦後帰国し広めたようです。
これは私が昔格闘技雑誌を読んだ時に初めてテコンドーを広めるために来日したインストラクター（若い韓国人）の対談を読んで得た情報です。
そのインストラクター曰く「このこと（上記）を韓国の年配の人に話すと怒るので言えませんが」とおっしゃってました。
韓国人はテコンドーは足技中心でもともと韓国（朝鮮半島）にあった格闘技であり空手は手技中心だから異なる武道（スポーツ）だと言うようですが日本にはいろいろな空手道場(流派）がありその中に足技を発達させた松濤館流空手がありおそらくそこからヒントを得たのではないでしょうか。
いずれにしてもオリンピック空手はつまりませんでした。
意外に面白かったのは女子バスケでした。海外勢との身長差が大きいのにもかかわらず銀メダルまで取ったのですから。
私は全然バスケは知らないのですがバスケ選手としては小柄な日本人選手(平均身長176cm)がスピード感あふれる動きをしていたのには驚きました。途中から見たフランス戦では大柄な外国人選手がウドの大木に見えてしまいました。
プロ野球は子供時代を除いて興味が失せているので侍野球などには興味がなかったのですが金メダルを取りました。
アメリカやドミニカからはメジャーリーグで活躍している選手が出場せずマイナーリーグや同レベルの選手が多く出場していたのですからプロ野球選抜の日本チームが勝って当然と言えば同然でしょう。
場外あれこれ
選手村近くの公園でオーストラリア選手が飲酒をして暴れ警察沙汰になったり、選手村の部屋を破損させたり帰国の飛行機(ANA)で酔っ払い、お酒を強奪しトイレで吐き使用不可にさせたりといありたい放題というニュースにはバカはどこにでもいると思っただけ。
聞けばラグビー選手、サッカー選手、ホッケー選手とスタミナのいるスポーツばかり。力が有り余っているのでしょうね。
韓国大会関係者はオリンピック開催中でも相変わらず反日活動に勤しんでいましたが自国TV局が次々にバカをさらけ出していたことは周知の事実。本当にかわいそうな国です。何をしに日本に来たのやら。
段ボール製のベットが何かと話題になりました。日本のメーカーの話だと200kgまで耐久性があると言うことですが、組織委員会からのいろいろな要求から段ボールを選択したそうです。
一部の海外選手は不満たらたらでした。ドーピング問題でオリンピックに参加できるだけでもありがたいはずのロシアの選手は「この部屋はまるで中世の日本の様だ」とのたまりました。
９人が乗ってベットを壊したイスラエルの野球選手。驚いたのは8人までは破損しなかったと言う事実の方。意外に段ボールの耐久性があると分かりました。
開会前には大会運営の海外メンテナンス会社のアメリカ人、イギリス人の社員が六本木に出て酔っ払い覚醒剤をやってマンションに侵入。警察に逮捕。六本木って覚醒剤の売買がしやすい街です。ストリートで外国人が立ちんぼで売買しているらしい。都内在中の外国人御用達の街です。
いろいろやってくれます。200カ国余りが参加した東京オリンピックですからいろいろなことがあるでしょう。
オリンピックボランティアの評判も上々の様ですが、余り報道されていませんが大会ボランティア運転の自動車事故（接触事故）もたくさんあったことも事実の様です。
終わりに
なんとか表向きは無事に終了した東京オリンピック。
大会関係者の新型コロナ感染者数は458人（8月８日時点）でした。予想より抑えることができたと大会組織委員は言っていますが感染学者の目からはどうなのでしょうか。
東京だけでなく日本の感染者数がオリンピック開催中に急激に増加したことのオリンピック開催の関連性と海外選手及び関係者の母国帰国後の感染状況を見ないとなんとも言えません。
今後誰がこのことを精査するのでしょうか。日本政府や役人は何でもうやむやにする性向を持っていますので注意が必要です。
真っ当な選手にはこのコロナ禍でワクチン摂取も遅れている日本でオリンピックが開催できたことに日本に対して感謝の念があります。
なぜならアスリートにとってオリンピックは人生を左右することだってあるわけですから。自分たちの存在証明だけでなく彼らのビジネスとしても今後の人生に少なくない影響を与えるはずですから。
この面から私は東京オリンピックが開催できて正直よかったと思いますが、感染者数の増加と医療崩壊の危機とオリンピックにかかった余計な費用が国民に税金として請求されるであろうことに日本国民としては非常に複雑な気持ちになるのです。
オリンピック開催に関して菅首相がもっと説得力のある発言ができる能力を持っていたら私はオリンピック開催に賛成したかもしれません。
あの虚な目で気力のない声は何を言っても人に訴えかける力はありません。
日本政府や組織委員会はオリンピック開催に自画自賛するでしょうが、そのツケはいつも国民が払うのです。
忘れてました、まだパラリンピックがあるのですね。やれやれ。
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