前日の天気予報でピーカンの高尾。バッチリ当たって暑い週末の奥高尾をサクッと行ってきました。
今年の元旦以来行っていない奥多摩の大岳山にしようかちょっと迷いましたが結局近場にしました。
帰り道には救命ボートを背負って走る東京消防所員の姿を見て何事と思う出来事もありました。
ルート
京王線高尾山口駅(9:36)→<稲荷山コース>→(11:00)一丁平→(11:17)城山(11:27)→(12:12)景信山(?)→(13:06)城山(13:15)→<6号路経由>→(14:49)6号路登山口→(15:00)高尾山口駅
移動時間
5時間24分(標準コースタイム:6時間30分)
移動距離
19km
高尾山口駅〜城山
いつもより出発が遅い時間だったせいか、それとも梅雨の間の晴れだったせいか駅は非常に混んでいました。
駅に到着後回るコースを高尾山まで最長距離の稲荷山コースに決めました。
3月の登山道修復工事以来かなりの階段数が増え下りが脚に優しくなりましたが上りは今回が初めて。
やっぱり以前より楽ですね。
残念ながら富士山は山行中雲に隠れっぱなし。
親子連れ、高齢者などで自分のペースで歩くことがなかなかできないのがこのコースの悩みのタネ。
みなさん、歩くのが遅い、遅い。今日はゆっくり歩こうと決めていた私よりも遅いのです。
やむなく幅の広い登山道でゆっくり歩く私はどんどん追い越していきます。
何事もなく城山へ到着。
城山
山頂はたくさんの人でテーブル席はほぼ満席状態。
茶屋も大繁盛していました。
私が座った席の後ろでは10名程の団体が酒盛りをして盛り上がっており、景信山に登って城山に戻ってきてもまだ酒盛りをしていたのには驚きました。
おそらく最寄駅から城山に登ってきて酒盛りをするのが登山の目的だったのでしょう。
そこだけでなくあちこちで酒盛りをしています。
まあ城山はそんな場所です。奥多摩の日の出山も酒盛り場所ですが城山の方がスペースが何倍も大きいので盛り上がり方が違います。
こちらはバナナとセブンで買ったわらび餅を食してまだ通ったことがない相模湖へのコースで下りようか景信山まで行こうか考えましたが相模湖までは1時間程で下山できるのでここはまた別の機会にと、景信山を目指しました。
雨上がりの奥高尾は黒土が多く特に樹林帯の多い城山から陣馬山までは泥んこになることがわかっていましたが歩いてみると思ったほどではなく助かりました。
景信山
この山頂も2つ茶屋があり結構な賑わいでした。下の方にある茶屋では女子学生の団体で盛り上がっていました。
ここも酒盛りをする場所です。
ここでも富士山は見えず。
おにぎりを食して陣馬山へ行こうか戻ろうか考えましたが景信山から陣馬山まではより泥んこ道が続くので今回は引き換えそうと判断。
しかし実際は多少脚とスタミナに不安があったのです。メンタルが少し弱気になっているらしい。
城山に戻ります。
6号路を経て高尾山口駅へ
登山客を救出する東京都消防隊員
高尾山付近の6号路分岐点での「お疲れさん」の人たち
城山に戻って小休憩して6号路経由で下山開始。
高尾山方目に下山途中、後ろからラジオをつけている小走りで下りてくるヤツがいるなと思いましたが、通りすがりに見ると何とそれは山岳警察?らしき2名が1人は背中に大きなリュックを、もう1人が2つ折した救命用スノーボードを背負っていました。
ラジオと思ったのは携帯無線機でした。その後も数名バタバタと小走りで下りてきます。その背中には東京消防所と書かれていました。
下の方で何かあったなと思いましたが無線機からは「景信山から…」という音声が。
少し下りていくと数人の消防隊員が登山道の端にいました。
通りがてら見ると年は50代にも60代にも見える禿頭の男性が首にコルセットのようなものを巻いてい座っていました。顔はにこやかだったので大した怪我ではなかったのでしょう。
転んで捻挫でもしたのかもしれません。
意外ですが高尾山周辺の山では結構道迷いや転落事故が多いらしいです。600〜800m程度の低山ばかりなのですが皆さんそれで安心するというか、ナメて油断しているのでしょう。
岩だらけの沢のある6号路を渡っているときもサンダル履きの母と子供や厚底サンダルの若い女性を見かけました。ちょっとナメているなとは毎回思います。
終わりに
無難なルートだったので脚や心配機能にそれほど負荷が掛からなかったのでしょう。翌日も筋肉痛は少しだけ残っていました。
山に行く前日、当日は糖質を意識的に摂取したほうがいいと実感。
当日もセブンで草餅、食味として試験的にわらび餅、羊羹を購入。(これらの食材は脂質が0.数gなので運動エネルギーとしては非常に効率がいいのです。もちろん和菓子には砂糖が使われているのですが運動時には即効性があってむしろいいのです。)
翌日の今日鏡をみると顔が黒くなって日に焼けていました。暑い日が多くなるこれからの登山では自分で思うよりも体力が失われていると自覚した方がいいでしょう。
低山の夏山は水分と糖質とタンパク質の補給が必須です。
この記事へのコメントはありません。