今日のジムでは、マッチョな50歳前後の男性を久しぶりでみました。以前何度か同じ時間帯で見かけたのですが。 フルスクワットを100kg超のバーベルでやっていました。身長は170cmもない小柄な感じなんですが、見事に筋肉隆々です。
以前何かの本で読みましたが、小柄な人の方が筋肉肥大しやすいそうです。そういえば日本のボディビルダーは、ほとんど小柄な人が多いですね。
それは身長が低いと相対的の腕や脚も短くなるため力学的に筋肉がつきやすくなるからです。
もう一人いつも見かける30前後の男性は、身長180cm、体重80kg程で非常にバランスのとれた体形をしていますが、ハーフスクワットは、70kgのバーベルで挙げています。体格からいえば100kgあげてもいいんですが。そういうわけでもないんですよね。筋トレの世界は。
私はというと身長174cm、体重62kg(細マッチョまではいきません)ですから身長からいうと彼らの中間なんですが、重量は彼ら以下です。私は、高重量をターゲットにしていないので別にいいのですが。
また原因不明の腰痛持ちなので、腰を痛めやすいスクワット、デッドリフト、バーベルベンチプレスはしないことにしています。それに代わって、ランジやブルガリアンスクワット、ダンベルフライ、ダンベルベンチプレス、バーベルプルオーバー、変形ディップス、懸垂などをしています。
この変形ディップスというのがどうもイマイチ効果があるのかないのかわからないのです。トレーニング雑誌で日本でメジャーなボディビルダーの鈴木さんがやっていたのを見て自分もやってみたのですが。
ディップスというのは、上半身のスクワットと言われ、2本のバーに両手を伸ばした状態でぶら下がります。そして肘を曲げていくと上腕三頭筋や大胸筋が鍛えられるのです。これは、肩に結構負荷がかかるので大胸筋などへの負荷が分散されてしまうため、より大胸筋に負荷をかけるよう新たに考案したようです。
通常ディップスは、両脚を組んで空中にあるのですが、変形ディップスは、体の後方に台を設けその台に足を乗せて、腕を屈伸させているのです。これによって胸が開き、肩甲骨が内転(肩甲骨を寄せる)し、より大胸筋がストレッチされて大胸筋に刺激を与えることができる、というものです。ほとんど腕立て伏せのような感じです。
ジムには適当な台がないのでベンチを利用してやっているのですが、なんか普通に腕立て伏せをしていた方が効果があるような感じがします、私の場合ですが。
しかしプロのボディビルダーの中ではこの変形ディップスをしているんですよね。効果のあるやり方が違うのでしょう。
どうも難しいのですが、こんなことを考えながら筋トレをするのも楽しいのです。
本来登山のために左膝の腸脛靱帯の炎症をなくすために筋トレを始めたのですが、今では筋トレの成果を山で確認するという、目的が逆になってしまいました。
定年後何もすることがなく奥さんから煙たがられている男性もいると聞きますが、ジムではリタイヤしたシニアが結構います。もっとも筋トレをしにくるというよりジム友を探しに来ているっていう感じですが。
国分寺のジムなんか半分はシニアです。健康のためなのか、何かスポーツのためなのか、単に暇なのかはわかりませんが、いずれジムは養老院の代わりになるのではないでしょうか。
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