私は子供時代から皮膚が弱いのということは何度もブログ(主なブログは下記)で書いているのですが、最近新たな皮膚炎に悩まされています。
以前より背中の左肩甲骨の下側がほぼ毎日痒い状態が続いていますが、それ以外に胸や乳首、右股間、両脇、両肩あたりが痒くなってきているのです。
以前考えられた原因
- アルコールの摂取による肝機能低下
- アルコールによる体温上昇(体が温かくなると痒くなります)
- 冬季の皮膚の乾燥
しかし、乳首や股間が痒くなったことは今までなく上記の原因とは考えられないので、なんだろうと思っていてネットで調べたところ、どうも股間は「股擦れ」だとわかりました。
この原因に関しては推定できます。
股擦れや乳首などの皮膚炎の原因
ジムでの筋トレで週3回、ブルガリアンスクワットとフロントランジをやりその後にトレッドミルで最大傾斜にてウォーキングをしています。さらに週末トレッドミルで120分ウォーキングをしています。
いずれも脚を前後に出す運動で、これらによってトレーニングパンツと右股間部が摩擦によって擦れてきてかゆみを併発したのだと思います。股間部は薄茶色に変色しています。最初はヒリヒリしていたのです。
乳首や両脇、両肩もおそらくトレーニングウエアによる摩擦によって痒くなったのでしょう。
私のトレーニングウエアはすべてポリエステル100%で、軽量で柔らかく速乾性があるウエアなので摩擦によって皮膚に炎症を起こすのかちょっと疑問でしたが、調べていると結構こういった症状はあるようです。
マラソンや自転車(ロードバイク)などをやっている人では「股擦れ」を起こす人がおり、この股擦れも一種の「接触性皮膚炎」と言えます。さらに乳首や胸にも起こす場合があります。
しかもこの接触性皮膚炎は、単にウエアの生地の接触によるものではないのです。
衣類にはいろいろな化合物が添加されている場合が多いのです。それによっても皮膚炎を起こす可能性があります。
トレーニングウエアに関与する添加化合物
- 吸汗・吸湿用:アルキレングリコール、アクリル酸など
- 帯電防止用:ポリエチレングリコール、アクリル酸アミドなど
- 柔軟用:第4級アンモニウム、アニオン系界面活性剤
- 抗菌防臭用:有機シリコン第4級アンモニウム塩、抗菌性ゼオライト、銅化合物など
さらに洗剤によっても皮膚炎を起こす可能性があります。
こういったスポーツ性の摩擦による皮膚炎症を予防する方法はあります。
摩擦による接触性皮膚炎の対処法
- ワセリンを塗る(私は登山行く時自宅で両足のかかとと内外のくるぶしの下に塗ります。人によっては足指の間にも塗るようです。)
- 専用の「スポーツ摩擦皮膚保護クリーム」を塗る(市販されています。)
- 保湿クリームを塗る(私の場合、ニベアのソフトスキンケアクリームを風呂上がりにも塗ります。)
- こまめに水分を取る(汗をかくと体内の水分が減少し、皮膚が乾燥しやすくなります。)
- 運動中の汗は、ゴシゴシ拭かないでさっと拭く(皮膚が水分不足で弱くなっている時にゴシゴシすると肌荒れの原因になります。)
- 風呂やシャワーで体を洗う場合、しっかりと石鹸の泡を落とす
クリームの塗布は運動前に行います。
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