9月15日以来山へ行っていないのでカロリー消費のために山へ行ってきました。
台風19号が過ぎ去り山天気を見ると大岳山、雲取山、塔ノ岳が山天気が良さそうでしたが、鍋割山→塔ノ岳だと雨上がりではまだヤマビルがウジャウジャいる時期なので雲取よりも少し眠っていられる大岳山へ行こうと家を出ました。
久しぶりに奥多摩駅に着くといつも駅隣のトイレに入るのですがトイレの改修工事があり仮説トイレになっていました。
仮説トイレで用をたし、朝食用のおにぎりを食べて登山開始。
昭和橋から多摩川を見ると合流している日原川の水量が多く白く濁っていました。これも台風の影響。
300段近い急階段を登り愛宕山を超え鋸山登山口で通行止めの黄色いテープが貼ってありました。唖然としましたね。奥多摩駅を出て昭和橋を渡るとすぐに愛宕山経由鋸山登山口があるのですが、そこには何も通行止めの張り紙などありませんでした。
愛宕山へ登る途中で10名程度の団体登山客がいましたがこの団体も鋸山経由大岳山もしくは御前山へ行く予定だったのではないかと思います。
止むを得ず登計経由でまた奥多摩駅へ戻ってきました。(逆戻りするとまた愛宕山へ行く300段近い急階段を降りなければならないので)
観光案内所や奥多摩ビジターセンターで通行止めの話をすると全くその情報が入っていないという話で、こちらが逆に唖然としました。誰が通行止めを決めそれを誰がビジターセンターへ連絡するのか。
観光案内所では外人登山客にこのルートは通行できると言ってしまったそうです。
観光案内所のバアさん2人(パートだろうなぁ)の話では登山情報はビジターセンターの情報をもとにしているそうです。
若い時の私であればこんなん話を聞くと「切れる」ところですが、60歳を超えるとさすがにどうすればベストな判断ができるかと落ち着いて考えるようになり、とりあえずこの時間帯でも登ることができる山を探しました。
奥多摩駅から通行止めがない山へ登るすると石尾根経由で六ツ石山あたりが無難だとわかり日原街道近くのわかりづらい登山口から六ツ石山方面へ向かいましたが舗装された山道から樹林帯に入っていくと10分ほどでなんだかモチベーションが一気に落ちて引き返してきました。
なんだか面倒臭くなったのです。天候も予報と異なり曇りで雨が降りそうでした。
止むを得ず下山し始めたところ羽黒三田神社入口を見つけました。まだこの神社は行ったことがなかったので神社へ行ってお参りをしてさらに「もえぎの湯」にも行ってきました。ここもまだ行ったことはありませんでした。
しかし、奥多摩町が断水しているようで奥多摩町民だけ利用可と張り紙が貼ってありました。
そうか奥多摩町は断水状態だったんですね。それで給水車があちこちに出張っていたのです。
奥多摩町が断水で不便な生活を強いられているのにこちらは趣味で山登り。申し訳ないことです。
さらに普段全く行かない奥多摩駅の2階の喫茶店?へ行きました。断水状態なので出せるものは限られているそうでホットコーヒーなら早く出せるという話なのでそれを注文。お店の人の感じの良さそうな人でした。300円でリーズナブルでした。(下記写真)
このまま帰るのも悔しいので青梅で下車して駅周辺を散策。なんだかレトロの世界でいくつもの写真を撮ってきました。赤塚不二夫関連のお店もあり不思議な感じです。喫茶店、ショットバー?、履物屋、寝具店、傘屋、どれもレトロでなんだかタイムスリップした感じです。
でも気だるさもあります。やたらに猫の看板が多いのですが私にはその理由がわかりませんでした。赤塚不二夫の漫画の影響か?
また奥多摩にしても青梅にしても中国人の観光客がおり「またか」という感じはありました。もうどこにもいますね、中国人は。
なんだかんだで奥多摩で12km、青梅で3km歩きました。さらに自宅駅の一つ手前でからまた歩いたので合計で歩行距離は合計20kmとなりました。
何をしに行ったのかさっぱりわかりませんが、とりあえず日中都心で過ごすよりマシであったとしておきましょう。まぁ、こういう日もあります。
帰りの電車でだんだん人が多くなるにつれ人の体臭もキツくなりげんなりしたのでした。山に住む動物が電車に乗るとどうなるのでしょうか。鼻が曲がるのではないでしょうか。
山里は田舎すぎて奥多摩町のように台風の影響で断水もあったり何かと不便ですが、都会も人が多すぎて臭く、また歩いていてもぶつかりそうになります。
山で木々の枝にぶつかりながら歩くのと人の肩にぶつかりながら歩くのはどっちがマシなのでしょうか。
山に行くとこんなことを考えてしまいます。
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