変形性膝関節症

保険適用になった変形性膝関節症に効果がある治療法が出てきた

アイキャッチ画像:soelu

今日の筋トレは胸と脚の日。

胸は相変わらず停滞期が続いていますが脚もここ1週間パッとしません。

しかし週3回の筋トレのうち脚トレは週1.5回の比重でしたが最近週2回に比重を置くようになってから右膝の痛みがかなり軽減されるようになりました。

さらに最近の医療記事で変形性膝関節症に効果がある治療が保険適用となったようです。

筋トレは変形性膝関節症に効果がある

2年前に登山で下山時走る練習ばかりしていて半月板損傷から右脚が変形性膝関節症になりそのリハビリには筋トレしかないと結論し無理のない脚トレ種目を選択して今までやってきました。

マシン嫌いだった私がやった種目は、レッグプレス、レッグエクステンション、アブダクション、ウォーキングランジで今もこの4種目は毎週やっています。

しかしそのなかで中心になるのはレッグプレスとレッグエクステンションです。

おそらく多くの整形外科医や理学療法士は大腿四頭筋を鍛えるレッグエクステンションを推奨するはずです。

レッグエクステンションは大腿四頭筋(膝を伸ばす役割)に特化した単関節種目でスクワットに比べて膝への過負荷が少ないからです。

しかし膝への負荷を軽減することで膝関節への負荷を軽減し膝の徐痛に貢献させたいのであれば大腿四頭筋だけを鍛えるのは片手落ちです。

脚の主な筋肉は大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿三頭筋です。さらにお尻の筋肉である大臀筋、中臀筋を加えた方がいいでしょう。

これら5つの筋肉(群)をバランスよく鍛えることで膝関節にかかる負荷を軽減させることができるのです。

決して大腿四頭筋だけを鍛えればいいというものではありません。

なぜなら脚には足首、膝、股の3つの関節がありこの3つの関節のどれかに異常があるとそのほかの関節がカバーしようとして過負荷がかかるのです。

膝関節に過負荷がかかると足首の関節、股関節に過負荷がかかってしまうのです。

逆に言えば足首の関節、股関節の柔軟性に問題があるとその中間にある膝関節にその過負荷が来てしまい膝関節の損傷の原因になる場合があるのです。

後で知ったことですが私の場合も右股関節が硬くそれが右膝に悪影響を与えたようです。

私はレッグプレスで大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋を、レッグエクステンションで大腿四頭筋を、アブダクションで中臀筋を、カーフレイズで下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)を、ウォーキングランジで下半身全体と大腿直筋を鍛えています。

そして右膝の徐痛に効果があったと実感したのは最近でそれは少しだけ脚トレの回数を多くしたからです。

今までの脚トレは

月曜日:レッグプレス、レッグエクステンション、アブダクション、ウォーキングランジ

金曜日:ダンベルルーマニアンデッドリフト、レッグエクステンション

膝痛に今まで以上に効果が出てきた脚トレは

月曜日:同上

金曜日:レッグプレス、レッグエクステンション、カーフレイズ

つまりレッグプレスを週2回に増やしてからです。

レッグプレスはスクワットと異なり下半身にのみ負荷がかかります。したがって腰痛持ちの私には安全な種目になります。

もちろんレッグエクステンションも変形性膝関節症の徐痛には効果的です。この種目をやるだけである程度膝痛が軽減されましたから。

しかしどの程度の負荷をかければいいのかは自分を実験台にしてやっていくしかありません。整形外科医や理学療法士が言うことを鵜呑みにしているといつまで経っても膝痛が改善しません。

ヒアルロン酸やステロイドの注射はあくまでの一時的な徐痛で根本的な治療ではありません。

まして湿布薬で済まそうとするのはもってのほかです。サポーターも同様です。筋肉の劣化につながります。

あくまでの筋肉を鍛えることが大事です。ただし変形性関節症の後期の方は除きます。

保険適用の変形性膝関節症に効果がある治療が出た

膝の手術を行わない変形性膝関節症の治療として代表的なものは「PRP療法」でしょう。

これは自分の血液の血小板を濃縮し膝へ戻すことで鎮痛・抗炎症作用を引き起こす再生治療です。基本的に日帰りで行うことができることも患者の負担を軽くしてくれます。

しかし保険は効かず治療費は高価でその効果も数年とも言われています。

一方今年6月に「末梢神経ラジオ波焼灼療法」(以下、ラジオ波治療)が保険適用され新たに変形性膝関節症による膝痛を取り除く治療として注目されています。

その治療は電極のついた針をひざの周囲に刺し、電極から発せられる高周波によってひざの痛みを伝える3つの主な神経のタンパク質を熱で固めてしまうというものです。

ただし完全な徐痛というわけでもなさそうで痛みが半減するようでその効果は2年以上らしい。個人差もあるでしょう。

これは私のような初期の変形性膝関節症というよりもより進行した中期・後期の患者向けになるのか。

終わりに

右膝の痛みはやはり長時間座った状態から立ち上がって歩き始めたときが一番痛み(違和感)を感じましたがその頻度は日によってまちまちでした。

さらに脚トレの回数を増やすとその痛みはさらに軽減されて全く膝痛を感じることがない日もあります。

現在の膝痛はあっても2年前発症したときと比べれば微々たるものです。痛みと違和感の中間のような感じです。

今日の脚トレも膝上がパンパンになりましたが、逆にやりすぎても問題になるはずでその加減が体験して微調整していくしかないのです。

脚トレの日はジムにいるときはそうでもないのですが帰りの電車に乗るといつの間にか口を開けて寝ているときがあります。

やはり疲れているんでしょうね。

胸もパンプ、脚もパンプ。しかし筋肉はつかない。ずっとこんな調子ですが「継続は力なり」を信じているのです。

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